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C@R131 英国 (How Does It Feel To Be) On Top Of The World (1998) [リレー・ヴォーカル 英国]

今回のはサッカーがらみ。1998年にフランスで行なわれたFIFAワールド・カップでのイングランド代表チームのオフィシャル・ソングとしてリリースされたこの楽曲。

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(How Does It Feel To Be) On Top Of The World by England United

参加メンバーは…

Echo and the Bunnymen, Ocean Colour Scene, Space, Spice Girls

曲を書いたのはエコバニのイアン・マッカロク氏と元スミスのギタリストで、この当時はソロで活躍していたジョニー・マー氏。オーシャン・カラー・シーンからはヴォーカリストのサイモン・ファウラー(Simon Fowler)氏のみ参加。Spaceってのはリヴァプール出身で1993年デビューの1960年代テイストな4人組バンド。こんな感じ→http://www.youtube.com/watch?v=ZUvHzvqp0W8

この楽曲のPVは→http://www.youtube.com/watch?v=lkUBz2v7oYE
ライヴ・ヴァージョン→http://www.youtube.com/watch?v=wscXJChXcDU

スパイス・ガールズはずっと歌いっぱなし。題材が題材なだけにスポーティ・スパイスことメル・C嬢ががんばっておられます。ジャケ裏に「このレコードのロイヤリティは、The Football Associationを通してSOS Children's Villages UKの活動のために寄付されます」と明記。UKシングル・チャート最高位9位。上記5インチ・シングルCD(London LONCD 444,570 204-2)には、歌入りとインストの2ヴァージョン収録。

この年のスパイス・ガールズは、ジェリ嬢が5月末に脱退を表明していた過渡期。この曲のPVがおそらく(再結成を除く)最後の5人によるパフォーマンスと思われです。ヴィッキー嬢は、この年の大会で初めてイングランド代表メンバーとしてワールド・カップ出場したデヴィッド・ベッカム選手と熱烈交際婚約中。PVでもかなり楽しげなご様子。

ちなみにこの1998年度大会で日本代表チームがFIFAワールド・カップに初出場(結果は一次リーグ3敗)。イングランドは一次リーグをルーマニアに次ぐ2位で通過後ベスト16でアルゼンチンにPK戦負け。この大会のTop Of The World に輝いたのは開催国=フランス代表チームでした。
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C@R120 英国 Come Outside / Children in Need (1991) [リレー・ヴォーカル 英国]

つづいての「Children in Need」シリーズ、リレー・ヴォーカル楽曲未紹介ものは、1991年リリースのこれ。

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Come Outside by BRUNO and LIZ and SAM and FRANK

Bruno Brookes, Liz Kershaw, Samantha Fox, Frank Bruno

ブルーノ・ブルックス氏とリズ・カーショウさんは英国BBC放送の人気キャスター。フランク・ブルーノ氏は1995年にWBC世界ヘビー級チャンピオンにもなった英国人ボクサー(ちなみに1996年3月16日、あのマイク・タイソン氏に敗れてます)。そしてThe Sun紙のページ・スリーガールとしてのキャリアもあるお色気系シンガー=サマンサ・フォックス嬢。というあまり音楽的ではない顔ぶれ(笑。ブルーノ氏とリズさんはこれ以前からユニット組んでBBCのためにレコード出してました。楽曲PVはここ→http://www.youtube.com/watch?v=8WGYkHtxaDI
見ての通り、ブルーノがサムを、リズがフランクをナンパしてるっつー脳天気な歌。ひきこもりの人に向けた歌ではないよーです。子供たち向け的に言えば「お外で遊ぼ」みたいな?楽曲だけの完全版はこっち→http://www.youtube.com/watch?v=w6KxlmSkObs

画像は英国盤7インチ・アナログ・シングル(JIVE BRUNO 2)。B面には(KARAOKE MIX)を収録。5インチCDシングル(Bruno Cd 2)も出ていて、こちらには (instrumental)ヴァージョンも収録されています。

この楽曲のオリジナルは、マイク・サーン(Mike Sarne)というビートルズのメンバーと同世代な英国人映画男優が自作して歌い、1962年6月下旬に全英ナンバーワン・ヒットとなった楽曲→http://www.youtube.com/watch?v=5aMIAiseHP4
ちなみにリリース元はパーロフォン・レーベルでマネイジメントは、後にビージーズやエリック・クラプトン御大を擁するRSOレコードを作り「サタデー・ナイト・フィーバー」などで大当たりしたロバート・スティグウッド氏。この曲がヒットしていた1962年6月と言えば、ビートルズが「Love Me Do」のレコーディング・セッションを初めてアビイ・ロード・スタジオで行なった頃=ピート・ベストさんがクビになった頃ですな。ビートルズのメンバーもきっとこの曲を耳にしてて、たぶん「ダサイな」と思ってたことでしょう(笑。この年の10月5日、パーロフォンから「Love Me Do」デビューすることになり、ブリット・ロック・シーンが夜明けを迎えます。

んな感じで、「Children in Need」シリーズ楽曲リスト改訂版。

1985 Clannad "Almost Seems (Too Late To Turn)"
1986 The County Line "Heroes"
1988 Children in Need "Spirit of Play"
1989 Bruno & Liz "It Takes Two"
1991 Bruno and Liz and Sam and Frank "Come Outside"
1995 Children in Need "Better Believe It"
1997 Lou Reed & Various Artists "Perfect Day"
1998 Denise Van Outen & Johnny Vaughan Featuring Steps "Especially for You"
1999 Martine McCutcheon "Love Me"
2000 S Club 7 "Never Had a Dream Come True"
2001 S Club 7 "Have You Ever"
2002 Will Young "Don't Let Me Down" / "You and I"
2003 Shane Richie "I'm Your Man"
2004 Girls Aloud "I'll Stand By You"
2005 Liberty X "A Night to Remember"
2006 Emma Bunton "Downtown"
2007 Spice Girls "Headlines (Friendship Never Ends)"
2008 McFly "Do Ya/Stay With Me"

最後は、サマンサ・フォックス嬢の魅力爆発なコレで→http://www.youtube.com/watch?v=Ow8rsycBQ54
GOODLUCK!!BABY!! (`ェ´)ピャー
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C@R119 英国 Heroes by The County Line(1986) [リレー・ヴォーカル 英国]

今回は、チャリティ盤@リレー・ヴォーカルの世界51 英国之拾七 でご紹介した、英国BBC放送が主催する子供たちへの支援チャリティ・プロジェクト「Children in Need」シリーズで、当時未入手だった1986年リリースのこの一曲。

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Heroes by The County Line

Lead Vocals
John-Jon, Suzi Quatro, Paul Egholm, Wendy Roberts, Mark Cunningham, John Haseltine

Crowd Vocals
Paul Shuttleworth, Alan Wiliams, Foster Pilkington, Attila The Stockbroker, Steve Hokker, Garrie Lammin, Dean Mullay, Karen Blackaby, Rosalinda Elliott, Elaine Barker, Andy Caven, Chris Turner, Charlie Short, Andy Price, Lesley Price, Lorraine Trew, Paul Raynolds, Paul Egholm, Jim Woodford, Martin Neal, Sandra Jeakins, Gary Smith, Del Davis, Tom Aves, Phil Kilburn, Rod Quinn, Andy Hayes, Steve Hexter, Jimmy Pankhurst, Paul Darrenmore, Kirk Rogers, Gary Strohmer, Nigel Roberts, Al Bye, Geoff Chapman, John Waterlow, Clive 'Sam' Salmon, Martin Trenaman, Coline Dench, Flo, Sean Arthy, Tony Winn, Tim Hatcher, Steve Drewett, Colin Dredd, Simon Lomond, Nick Pynn, Diz Vart KeithBaxter, Richard Baxter

Guitars:Warren Kennedy, Steve Hooker Guitar Synth.:Terry Steward Bass:Martin Stringer Organ:Ian Bibbons Piano:Peter Belsham Synthesizer:Clive 'Sam' Salmon Brass Section:John Wilmott, Chris Wilmott, Laurence Parry Sax solos:Clive Dimmock, John Pugh, Noise:Mark Cunningham Drums & Percussion:Dave Martin, Paul Raynolds

このレコードは、存在知った時に「ぜひとも聞きたい~~」と思ったものの、ジャケ・デザインとかの情報皆無だったので、まあみつけるのは無理だろーな、と諦め気味なブツだったんで、在英国ネット上中古レコ屋のリストで見つけた時は嬉しかった~~。値段は3ポンドちょっとでした。

上記ジャケ左上に「ESSEX ARTISTES FOR BBC Children-In-Need」とあるように、英国エセックス州ゆかりのアーティストたちによるプロジェクトのよう。そのプロジェクト名が"The County Line"。予備知識は、スージー・クアトロ、ブロンスキ・ビート、キンクスの誰かとかが参加しているってくらいだったから、現物見て裏面に名前がいっぱい書いてあるんでワクワクしたんですが、メジャーな人の名は上記3名あとチラホラって感じ。大部分はエセックスのローカル・バンドの方々みたいです。

リード・ヴォーカル勢は、ジミー・ソマーヴィル氏が「コミュナーズ」結成のためバンドを去った後のブロンスキ・ビートに加入したJohn-Jon (John Foster)氏、スージー・クアトロ姐御が有名どころ。Wendy Robertsって人は、マイク・オールドフィールド氏(「チューブラ・ベルズ~映画「エクソシスト」のテーマ」で有名なミュージシャン)とコラボったことがあるヴォーカリスト。Mark Cunninghamさんは、この曲のプロデュースとアレンジを担当している中心人物ながら経歴今一不明。たぶんこの人だと思う→http://www.etnow.com/profiles/mark-cunningham

コーラス隊には、ずいぶんたくさんの名前が連らなっております。テキトーにお名前でググってみると、アルバム・リリースしてる方々も何人かみつかりますが、みなさんローカルなご活躍のようです。一番有名なのは、1974年この曲→http://www.youtube.com/watch?v=XyIMi3uTpBQ が日本でもヒットしたルーベッツ(Rubettes)のヴォーカリスト、アラン・ウイリアムさん。しかしこのPV、今見ると、見てるこっちがなぜか恥ずかしくなってくる~(笑。

楽器隊には、1979年にキンクスに加入したイアン・ギボンズ氏がオルガンで、Eddie and the Hot Rods にいたことある方がギターで参加しています。

で、楽曲はもちろん1977年リリースのデヴィッド・ボウイ(David Bowie)御大の大名曲。作詞作曲はBowie-ENO。音源がネット上に無いんで少し説明。アレンジはアップめのダンサブル系。1980年代のこの時期っぽいトーマス・ドルビー風味を効かせつつ、バスドラ4つ打ちシンセベースっぽい音色が目立つ後半チョッパー(って言わないんだよね今時は。スラップ?)ソロあり陽気なサックス・ソロありの全体として能天気。また、歌詞内容をよりストレートかつポジティヴめ=わかりやすくしたかったのか、オリジナル歌詞の構成を大幅に入れ替え&削ってます。一番からいきなり~

I, I will be king and you, you will be queen,
Though nothing, nothing will keep us together
We can beat them, for ever and ever

と、前半はオリジナルの一番、後半は二番の後半を組合わせて意味が単純にとれるように工夫。二番は、I, I wish you could swim like the dolphins, like dolphins can swim~のセンテンスを使い、三番にいたっては~

I, I will be king (←ここは男)
and I, I will be your queen (←ここ歌うのはもちろんスージー・クアトロ姐御)
'Cause we're lovers, and that is a fact
Yes we're lovers(←ここは男女), and that is that

と、愛のデュエットに仕立てあげてます(笑。間奏あけて最終ヴァースは~

I, I can remember (I remember) Standing, by the wall (by the wall)
And the guns, shot above our heads (over our heads)
And we kissed, as though nothing could fall (nothing could fall)~

のセンテンスをそのまま使ってます。"guns,shot"のとこで「バンッ」てゆー効果音入り。各自熱唱で盛り上がっていって結論は "We can be heroes, forever and ever~"

ボウイ御大のオリジナル歌詞から、もやもやっとした意味深表現を全部削って、「(愛があれば)僕らはヒーローになれる!」という明確なメッセージのみを追求したお子様たちにもわかりやすい見事なコラージュとなってます(笑。

B面には、Andy Priceって人とMark Cunningham氏が作った"A Long Way To Go"というミディアム・テンポのバラード(どことなくカーペンターズの「イエスタデイ・ワンス・モア」に似てる)を収録。歌っているのもアンディ&マークさん。レコード番号は(BBC RESL 185)。UKプレス盤です。

てなワケで、最後にボウイ御大によるオリジナル歌唱をみっつ。

このレコードがリリースされる一年前の1985年、Live Aid のステージでの「Heroes」。The County Lineヴァージョンのリズム・アレンジはこのライヴ・ヴァージョンに似てます。参考にしたのかな?
http://www.youtube.com/watch?v=NQj7Ek2kqxs

1992年クイーンのフレディ・マーキュリー氏追悼コンサートから。フレディ抜きクイーン with ミック・ロンソン!ジョン・ディーコン師匠のいかにも「コピーしてきました」っぽいベースがグー!
http://www.youtube.com/watch?v=2JOvgfOkxgQ 

2001年のザ・コンサート・フォー・ニューヨーク・シティから。熱唱!
http://www.youtube.com/watch?v=Xdo5f_ozf6E

「Children in Need」シリーズ、もう一枚つづきます。
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C@R114 英国 The Wishing Well (1987) [リレー・ヴォーカル 英国]

1987年11月リリース英国枠もので未紹介だったプロジェクト。

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The Wishing Well (Remix) by GOSH!

G.O.S.H.ってのは、英国はロンドンにある「The Great Ormond Street Hospital」という、子供たちへの看護に特化した由緒正しい病院施設。1852年設立。小児病院としての機能は、ボストン小児病院、トロント小児病院と並ぶ世界最高クラスだそう。日本語では「グレート・オーモンド・ストリート小児病院」と呼ばれてます。1980年代後半になって、建物自体の老朽化や医療設備を最新で揃えられないなど、病気の子供たちへのケアが万全に行なえないという事態打開チャリティ=「The Wishing Well appeal」と呼ばれるお金集め活動を始めました。その一環として、ボーイ・ジョージ氏が中心となり1987年11月28日英国でリリースされたのがこの楽曲。収益はめでたく病院の施設拡充にあてられたそうな。参加メンバーは…

Lead Singers
Boy George, Grace Kennedy, Peter Cox, Dollar, Hazel O'Connor, Noddy Holder

Chorus Vocals
Bonny Langford, Sylvester McCoy, Jimmy Nail, Hollywood Beyond, Uriah Heep, Showaddywaddy, The Sweet, Busta Jones, Hot Chocolate, EastEnders, Spitting Image, The Rent Party, Grange Hill, Caren Keating, Shriekback, Roland Rat, Andy Crane, Simon Potter, Lisa Maxwell, Michael Croft, Dave Joyner, Terry Rice-Milton, Tracey Wilson, Jodie Wilson, Patricia Conti, Cantabile, Housemaster Boyz, Jenny Day, Kevin O'Dowd --Plus many other artists too numerous to mention.

曲を書いたのは1969年(名盤『ソルティ・ドッグ』の後)から7年間プロコル・ハルム(Procol Harum)に在籍したベース&オルガン・プレイヤー=クリス・コッピング(Chris Copping)氏。プロデュースは、Ray Santilli氏とKeff McCulloch氏っていう、わたくし的には知らない方々。リード・シンガー陣は、ダンサブル・ポップ・ユニット、Go West のピーター・コックス氏、1980年公開の英国音楽業界内幕もの映画『ブレイキング・グラス』主演シンガー=ヘイゼル・オコナー嬢、1970年代グラム・ロックの雄スレイド (Slade)のノディ・ホルダー氏とか、懐かしい顔ぶれです。それに輪かけて興味深いのがコーラス陣。ユーライア・ヒープ、スウィート、ホット・チョコレート、ショワディワディらがバンド名でクレジットされてます。後述するPVでは、全員いるんだかよーわからんが(笑…。あと、英国テレビ俳優の方々の参加も多いようです。ジャケ裏のThanks to:欄には、Bill Wyman for bass という記述も。そんなPVはようつべ→http://www.youtube.com/watch?v=FZgbBuAdIkI 。音源の完全版はこっち→http://www.youtube.com/watch?v=bgxo4SZFG-c

The Wishing Well ってのは、「(コインを投げ込むと)願い(を叶えてくれる)の井戸」って意味ですが、もちろん「(子供たちの病気が)良くなりますよーに」って意味とのダブル・ミーニングですな。ちなみに「グレート・オーモンド・ストリート小児病院」は、ディズニーなどでおなじみの『ピーター・パン』の原作者=ジェームス・マシュー・バリー氏から、子供たちのためにとゆーことで1929年4月、著作権(に伴う報酬請求権)をすべて寄付されています。PVにディズニー・キャラが登場するのも納得。もひとつちなみに、昨年一月に「ジョニー・デップ氏が、急病の愛娘の命を救ってくれたお礼として100万ポンド寄付した」と報道された病院もここです。病院側は、デップ氏来訪(キャプテン・ジャック・スパロウの扮装で病床の子供たちに「お話」を聞かせたらしい)は認めたものの寄付は否定してました。後にディズニー(映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の制作・配給元)がデップ氏の時に報じられた額の10倍の額を寄付する約束をした、とも報じられてました。ディズニーの最大の顧客は幼い子供たちですもんね(つまりはその親なんだが)。

画像は英国盤7インチ・アナログ・シングル表裏。カタログナンバー=PRT Records, GOSH R 1。(Remix)とされてるのは、おそらくレコードリリース前にTV特番かなんかで披露されてたからかな?アーティスト名はジャケではGOSH!、レコード・レーベル面にはG.O.S.H.と表記されてます。Side Twoには、"The Wishing Well Message"ってタイトルで、サビのみ歌生きのカラオケに乗せた参加メンバーからのメッセージ(リリース時期に合わせてメリー・クリスマス&ア・ハッピー・ニュー・イヤーが多い)を収録。こちらには、Haward Jones, The Tompson Twins もメッセージを寄せてます。

ボーイ・ジョージ氏。2000年代になって、コカインとかお友達監禁でお騒がせです(現在服役中だっけか?)。それもまた人生とゆーことで最後に往年のちょびっと日本語歌詞入り名曲=ワ・ワ・ワワワ→http://www.youtube.com/watch?v=j6EFyofhXPw

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C@R102 英米 hope collective [リレー・ヴォーカル 英国]

英国のJazz Funkバンド「インコグニート(Incognito)」のリーダー、ブルーイ(Jean-Paul 'Bluey' Maunick)氏が音頭をとって英国、米国のソウル畑シンガーが集まり制作されたスマトラ地震・津波被害救済チャリティ楽曲。2005年5月リリース。

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give and let live by hope collective

参加シンガーのみなさん…

Chaka Khan, Jocelyn Brown, Steve Winwood, Carleen Anderson, DJ Maxi Jazz (Faithless), Omar, Taka Boom, Maysa, Don-E, Raghav, Amp Fiddler, Sonique, Chris Ballin, Imaani, Sonique, Lauraine Cato, Lifford,Tony Momrelle, Tyrone Henry, Gail Evans, Charlise, Noel McKoy, Elizabeth Troy, London Community Gospel Choir, Kingdom Choir

馴染みのないジャンルです。すいません。チャカ・カーンとスティーヴ・ウィンウッド、あとポール・ウェラー経由でカーリー・アンダーソンしか知りません。ウィンウッド氏はOne World Project につづいての登場です。ちなみにタカ・ブーンって人はチャカ・カーンの妹さんだそうな。いい名付けセンスしてる姉妹です(笑。

5インチCDはCDエクストラ仕様で~1. Give And Let Live (Original) 2. Give And Let Live (UK Urban Remix) 3. Give And Let Live (Soul Serchin’Mix) 4. Give And Let Live (Radio Version) 5. Give And Let Live (Louie vega mix), 6. Give And Let Live (Vega & Claussell Dub) 7. Give And Let Live (Music Video)~を収録。上記画像の日本盤CDオビによると、6,7 は日本盤のみのボートラだそうな。そのPV動画はYou Tubeのここで。

聴いてのとおり、すごい気持ちいいサウンドです。歌詞読むとけっこう直接的なんだけどね。ウィンウッド氏~カーリー・アンダーソン嬢が歌うセンテンスなんて「~これはSOS、楽園が消滅した~警告も無しに、全世代が消えた…」って、かなり重い。で、みんな助け合ってGive And Let Live しようって歌なわけですが、こういうクールなグルーヴに乗ってソウルフルに歌われるとポジティヴな気持ちになってくるから、歌うまい人たちってやっぱりすごい。参加者は英米入り混じりながら、サウンドがもろ英国風味なんで英国枠に。

CDの売り上げは"Playing Alive Foundation" (Disaster Emergency Committeeにより設立された英国のチャリティー団体)に寄付される、と明記されています。

チャカ・カーンとスティーヴ・ウィンウッドで思い出した。2人が競演してる80年代中頃のヒット曲。せくしーなPVをどーぞ。

Higher Love by Steve Winwood
http://uk.youtube.com/watch?v=gdTHa8m1EFo

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C@R101 英米瑞蘭仏 ProgAID [リレー・ヴォーカル 英国]

次なるスマトラ沖地震・津波被害チャリティ盤は、2005年3月14日リリースのこれ。

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All Around The World by ProgAid

いわゆる『プログレッシヴ・ロック』な皆様が一同に会して制作したリレー・ヴォーカル楽曲です。中心になっているのは、1980年代以降活躍の「ネオ・プログレ」と呼ばれるバンドやミュージシャンの方々。わたくし的には、プログレというとイエスやELPまでで時間が止まってまして、その世代以降のプログレ系はまったく知らない(汗。なので今回、けっこう真剣に調べました。参加メンバーは…

Neal Morse, Anthony Phillips, Pete Trewavas(Marillion), Roine Stolt (The Flower Kings) ,Arjen Lucassen (Ayreon), Peter Nicholls - John Jowitt - Martin Orford (IQ), Alan Reed (Pallas), Nick Barrett (Pendragon), Clive Nolan (Arena / Pendragon), Gary Chandler (Jadis), Oliver Wakeman, Troy Donockley (Iona), Mick Pointer (Arena), Steve Balsamo (Alan Parsons Project), Heather Findlay - Bryan Josh (Mostly Autumn), John Beck (It Bites / Kino), John Mitchell (Arena / The Urbane / Kino), Daniel Gildenlow (Pain Of Salvation), Mike Baker - Gary Wehrkamp (Shadow Gallery), Fred Schendel - Susie Bogdanowicz - Steve Babb - Walter Moore (Glass Hammer), Bruce Soord (Pineapple Thief), Stu Nicholson (Galahad), Steve Taylor - Dave Whittaker (Strangefish), Rob Reed - Christina - Chris Fry - Martin Rosser - Allan Mason Jone (Magenta), Nigel Voyle (Cyan), Andy Edwards (Ezra), Dave Wagstaff - Tracy Hitchings - Steve Gee (Landmarq), Alain Chiarazzo (Eclat), Doogie White (ex Rainbow & Yngwie Malmsteen), Chris Dale (Sack Trick / Bruce Dickinson), Rob Gould - Fiona Ford(Fula), Rachel Jones (ex Karnataka), Jonathan Edwards - Paul Davies (ex Karnataka / Panic Room), Robert Cottingham (Touchstone), Liz Prendergast - Nic Waulker (Bluehorses), Danny Chang (The Fyreworks)

カッコ内は現所属、または元所属バンド。なにしろ名前だけ見ても、それぞれの担当楽器さえわからない始末ですんで、グーグル駆使して各バンドでヴォーカル担当してそーな人々を太字・斜体にしてみました。この方たちの何人かによるリレー・ヴォーカルです(汗。

わたくしのようなオールドウェーブな人にわかる名前は…ジェネシスの創設者の一人=アンソニー・フィリップス、元レインボウのドギー・ホワイト…くらい。アラン・パーソンズ・プロジェクトは知ってるけどこの人知らないし…。オリバー・ウェイクマンはあのリック・ウェイクマンのご長男でやっぱりキーボーディスト。昨年、ジョン・アンダーソンの体調不良でキャンセルとなってしまったイエスの40周年記念北米ツアーに父親の変わりに参加する予定だった腕前の孝行息子さんです。その他の方々ぜんぜん知りません。ちなみにバンド名だけ取り出すと…

Marillion, The Flower Kings, Ayreon, IQ, Pallas, Pendragon, Arena, Jadis, Iona, Alan Parsons Project, Mostly Autumn, It Bites, Kino, The Urbane, Pain Of Salvation, Glass Hammer, Shadow Gallery, Pineapple Thief, Galahad, Strangefish, Magenta, Cyan, Ezra, Landmarq, Eclat, Sack Trick, Fula, Panic Room, Touchstone, Bluehorses, The Fyreworks

となります。このバンド名でググると、すべてのバンドがアルバム・レビューやファンサイトなどでひっかかりますんで、その道では有名な方々ばかりと思います。もひとつちなみにThe Flower Kings と Pain Of Salvation がスウェーデン、Ayreon はオランダ、Eclatはフランス、Shadow Gallery とGlass Hammer はアメリカのバンドで、他はすべて英国のバンドです。英国勢圧倒的なので英国枠にしました。

5インチCDはエンハンスド仕様で、~1. All around the world (single mix) (5:25) 2. All around the world (Definitive mix) (11:58) 3. All around the world (Air mix) (5:17) 4. All around the world (Cue mix) (5:02) 5. All around the world (Instrumental mix) (5:17) 6. The making of...Video~楽曲5ヴァージョンとPV動画が収録されています。曲調はいわゆるシンフォニック・ロック。トラッド・フォークぽい始まりから徐々にドラマティックに盛り上がるバラードです。ハープやヴァイオリン、女声コーラスの入り方がいかにもの正統的英国抒情派プログレでわたくし的に好きな類の音でした。知ってる範囲ではルネッサンスとかを思い出した。PV動画を見るとけっこう小さいスタジオでの録音のようで、中には本棚がずらっと並んだ自宅の部屋(?)でヴォーカル録音してる人がいたりもして、アットホーム&ハンドメイドな感じのセッションだった様子。このPVはネット上には未放流のようです。後述するサイトで音は試聴できますんで興味のある方はどうぞ。

オフィシャルサイトのhttp://www.progaid.com/ は現在消滅してしまいましたが、My Space内のオフィシャルらしきエントリーページはまだ健在で曲の試聴やCD購入ができます。このページによると、発売から2年で10,500Euro を Save the Children に寄付できたそうです。あと、ここでも詳しい解説や参加メンバーへのインタビューなどが読めます。この楽曲は、このPlogAID にも参加しているNigel VoyleさんのバンドCyan(diskunion新宿プログレ館によると日本語読み「サイアン」)の古いレパートリーだったそうな。

んな感じで最後に久しぶりに思い出したルネッサンスの動画ををようつべからいくつか。「運命のカード(Turn Of The Card)」ってアルバムがとくに大好きだったな…

Carpet of the Sun by Renaissance
http://uk.youtube.com/watch?v=xv_hq5Wj1r0

Running Hard by Renaissance
http://uk.youtube.com/watch?v=OsLBM0Uudx4
http://uk.youtube.com/watch?v=vprtn96AQR8

Cold Is Being by Renaissance
http://uk.youtube.com/watch?v=-HTKCjBjywg

Mother Russia by Renaissance
http://uk.youtube.com/watch?v=c13U3KfUnHY

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C@R 99 英国 Grief Never Grows Old [リレー・ヴォーカル 英国]

2004年12月26日、インドネシア西部、スマトラ島北西沖のインド洋で、マグニチュード9.3という史上最大規模の巨大地震が発生。それに伴う大規模な津波により、インドネシア、インド、タイ王国、ミャンマー、スリランカ、マレーシアなどインド洋沿岸諸国の広い範囲にわたって死亡者と行方不明者合わせて29万人以上、140万人を超える避難者が出るという最悪の地震・津波災害がおきてしまいました。

この災害の被災国、被災者を救援するために、文字通り世界中から救援・復興支援が次々に表明され、もちろん音楽界でもさまざまなチャリティ・イベントが大小問わず多数開催されました。今回ご紹介するのは、その中でもかなり迅速に、約一週間後の1月3日、チャリティ・ソングのリリースを発表していたこのプロジェクトです。英国人だけでなく、米国人などもおりますが英国風味高いので英国枠。

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Grief Never Grows Old by One World Project

発起人は英国で70年代から活躍しているラジオ、テレビの人気パーソナリティ、マイク・リード(Mike Read)氏。仲の良いクリフ・リチャード卿とともにこのプロジェクトを立ち上げ、自ら楽曲を作詞作曲しています。1月24日英国リリース。2月に英国シングルチャート最高位4位まで上がりました。参加アーティストは…

Singers
Sir Cliff Richard, Barry & Robin Gibb (The Bee Gees), Brian Wilson, Boy George, Russell Watson, Steve Winwood, Jon Anderson, Dewey Bunnell & Gerry Beckley (America)

Musicians
Bill Wyman (Bass), Rick Wakeman (Korg synthesiser), Gary Moore (E.Guitar), Hank Linderman (Nylon Guitar), Kenney Jones (Drums), Davy Spillance (Uilleann Pipes), Paul Von Mertens from the Brian Willson Band (Sax, Bass Harmonica), Terl Bryant (Perc.), Darren Sell (Keyboards)

Vocals
Jeffery Fosket (Brian Willson Band), Randell KIrsch (Beach Boys), Celina Cherry (Honeyz), Sam Blue

クリフ・リチャード卿を筆頭にブライアン・ウイルソン、ボーイ・ジョージ、スティーヴ・ウインウッド、イエスのジョン・アンダーソン、ビージーズとアメリカ…と、地味なような派手なような不思議なメンツ。バックバンドがまたシブイ!ビル・ワイマンとケニー・ジョーンズのリズム隊にリック・ウエイクマンとゲイリー・ムーアって…ブリティッシュ・ロックの懐の深さを感じさせるメンバーですな。

PVの動画はYou Tubeなどでは現在発見できず。このCDのプロデューサーであるスティ-ヴ・レヴィン(Steve Levine)氏の サイト にこのプロジェクトのことが詳しく載っていて、左側の「View the Video」をクリックすればPVも見ることができます。そう言えばレヴィン氏はカルチャー・クラブやビーチ・ボーイズをプロデュースしてた人でした。思っきり地味めだけど沁みる曲ですね…悲しみは決して癒えない…

画像はCDシングル表と内スリーヴに載ってるレコーディング風景写真。5インチ・シングルCDに「single version」と「orchestral version」(The National Children's Orchestra of Great Britain)、「choral version」(Soul Sounds)の3テイク収録。上記PVとメイキングを収録した同デザインジャケの5インチDVDシングルも英国でリリースされています。

このシングルがリリースされる10日ほど前の1月15日には、米国NBCテレビが人気ミュージシャンやハリウッド・スター多数にパパ・ブッシュやビル・クリントンらも呼び集め、約2時間のチャリティ・テレソン番組Tsunami Aid-A Concert of Hope をオンエアしました。One World Project からはブライアン・ウイルソン御大が参加。番組内容に関しては この方のブログに詳しく書かれています。残念ながらリレー・ヴォーカルものはなかったようですので、ようつべで見れるわたくし個人的に惹かれる動画をいくつか。

Love and Mercy by Brian Wilson
http://uk.youtube.com/watch?v=8M4NmjAtVNQ

Wish You Were Here by Roger Waters with Eric Clapton
http://uk.youtube.com/watch?v=Ne_P7WgfOJM

Imagine by Madonna
http://uk.youtube.com/watch?v=6qUZCwg_gPY

We're All In This Thing Together by Norah Jones
http://uk.youtube.com/watch?v=a-DIXck5Ffo

んなわけで年が改まりました。2009年、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
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C@R 97 英国 A TRIBUTE TO JOHN PEEL [リレー・ヴォーカル 英国]

2005年11月リリースのCDシングル。前年10月25日に65歳の若さで亡くなってしまったジョン・ピール(John Peel)氏への追悼盤として発表されました。

ジョン・ピール氏は、ビートルズのメンバーたちと同世代の英国人。1960年代前半は米国で過ごし、英国に帰国した1967年、海賊放送局でのDJを経て、その後永らく英国BBCで数々のロック番組のパーソナリティを勤めた人物。70年代、80年代にわたり、その時々の才能ある有望新進アーティストを逸早く紹介、番組内でライヴ演奏の場を提供するなど、英国ロック・シーンを牽引していた一人。英国内にとどまらず世界中のミュージシャン、リスナーから「伝説的DJ」として慕われていました。詳しくはWIKIのここでどうぞ。

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EVER FALLEN IN LOVE (WITH SOMEONE, YOU SHOULDN'T'VE)? by Various Artists

楽曲はピール氏のお気に入りバンドのひとつ、70年代後半パンク黎明期に活躍したバズコックス(Buzzcocks)の名曲。セックス・ピストルズ、クラッシュに代表される「ざけんなこのやろー」的な当時のパンク・ムーブメントの中で『恋しちゃいけない相手と恋に落ちたことあるかい?』というロマンティッキーな「ロミオとジュリエット」的テーマを性急な演奏と青春の苛立ちヴォーカルでメロディックに歌うパワーポップな傑作です。元祖青春パンク本家バズコックスの演奏はYou Tubeのここ。しかしバズコックスってバンド名はいつ聞いても笑ってしまふ…。よく付けたなあ。

そして、このトリビュート盤に参加したミュージシャン…

Roger Daltrey (The Who), The Datsuns, The Futureheads, David Gilmour (Pink Floyd), Peter Hook (New Order, Joy Division), Elton John, El Presidente, Robert Plant (Led Zeppelin), Pete Shelley, The Soledad Brothers

オリジナル歌唱のピート・シェリーやニュー・オーダーのメンバーに加えて、ロジャー・ダルトリー、ロバート・プラント、エルトン・ジョン、デイヴ・ギルモアとパンク・ムーヴメント以前の世代のビッグ・ネームが並ぶのもジョン・ピール氏の人望でしょう。

こちらのPVはYou Tubeのここ。PVでは映像にあわせてSEやヴォーカルがダビングされていますが、CDには入っていないのでロジャー、エルトン、プラントの歌声がはっきり聞き取れます。このPV、甘酸っぱくも切ないっすねー。エルトンの似顔絵はともかく(笑。最後に出てくる男の子は、ヒキコモリなのか、それとも何かの病気で外に出れないのか…

5インチ・シングルCDに追悼ヴァージョンとバズコックスのオリジナル・ヴァージョンの2テイクが収録されており、ジャケ裏には、CDの収益はピール氏が賛同していたアムネスティ・インターナショナルに寄付されます、と明記されています。

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C@R 96 英国 BAND AID 20 [リレー・ヴォーカル 英国]

1984年暮れの元祖Band Aid から20周年を記念して、2004年11月29日に英国でリリースされたリメイク版。

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Do They Know It's Christmas? by Band Aid 20

今回は、北アフリカのスーダン共和国西部に位置するダルフールでの紛争(現在も継続中)にともなう人道的危機に対する救済チャリティとアナウンスされています。が、2004年12月22日にリリースされた日本盤CDシングル(上記画像)のオビには=以下引用=『このシングルの売上は、各国のレコード会社からウッドチャーム社(公認チャリティであるバンド・エイド・トラストが所有する会社)に送られます。その際に、トラスト側が認可した経費が差し引かれ純益が計上されます。売上は国によって異なります。バンド・エイド・トラストによって集められた資金は、すべてがアフリカにおける事業に使われます。』と、ややこしいことが書かれてます(インナーにも英文で同主旨の記述あり)。このプロジェクト発足からの発起人の一人、ミッジ・ユーロ氏が当時語ったところによると、『このニュー・シングルの目的は、バンド・エイド・トラストへ基金を上げるためだけではなく、アフリカと、特にダルフール地区における飢饉問題に焦点を戻すため』だそうで、ちなみにバンド・エイド・トラストは、1985年以降このシングル・リリース前までの活動で、アフリカ飢饉救済のために日本円にして約155億円以上をもたらしているそうな。すげえ。参加メンバーは…

Vocals
Bono (U2), Fran Healy (Travis), Daniel Bedingfield, Natasha Bedingfield, Sugababes, Vishal Das, James Bourne (Busted,Son of Dork), Busted, Chris Martin (Coldplay), Dido, Dizzee Rascal, Ms Dynamite. Skye Edwards (Morcheeba), Estelle, Neil Hannon (The Divine Comedy), Jamelia, Justin Hawkins, Tom Chaplin (Keane), Tim Rice-Oxley (Keane),Tim Wheeler (Ash), Beverley Knight, Lemar, Shaznay Lewis (All Saints), Katie Melua, Róisín Murphy (Moloko), Feeder, Snow Patrol, Rachel Stevens, Joss Stone, The Thrills, Turin Brakes, Robbie Williams, Will Young

Guitars
Jonny Greenwood (Radiohead), Fran Healy (Travis), Justin Hawkins (The Darkness) , Dan Hawkins (The Darkness), Charlie Simpson (Busted)
Bass
Paul McCartney
Drums
Danny Goffey (Supergrass)
PIano
Thom Yorke (Radiohead)

楽曲提供者のミッジ・ユーロ氏はエグゼクティヴ・プロデューサー、ボブ・ゲルドフ氏はプロデューサーとして名を連ねています。もう一人のプロデューサー、ナイジェル・ゴドリッチ氏は レディオヘッドやベックなどのプロデュースで有名な人。ポール・マッカートニー卿の近年の傑作「Chaos and Creation in the Backyard」も手がけてました。

オフィシャル・サイトはここ。この楽曲、バンド・エイド・プロジェクトとしては1989年のBand Aid II につづいて3回目のリリースですが、3回とも参加しているアーティストはいません。ボノが元祖と今回の2回にヴォーカルで出場。マッカートニー卿は元祖にメッセージで参加してましたな。PVはYou Tubeのここ1984年版1989年版とつづけて観ると、英国音楽界の栄枯盛衰がよくわかります(笑。2004年版のシンガーは1989年版に輪かけて知らん人ばっか(汗。シュガーベイブスくらいか…

5インチCDシングルに、2004年ヴァージョンと1984年元祖ヴァージョン、そして1985年Live Aidでのライヴ・ヴァージョンの3ヴァージョンを収録。2004年暮れの全英シングル・チャートで4週連続No.1を獲得しました。さらに、この頃より主流となっていたネットのダウンロード販売では、CD実売数を上回る合法ダウンロードがあり、英国の2004年度年間ダウンロード・チャートでは5位の売上げだったそうな。

この年には、このシングル発売の数週間前に1985年のLive Aidの模様を収録したDVD4枚組ボックスもリリースされ、ミュージシャンたちによるチャリティ活動に再び脚光が当てられるようになっていた矢先の12月26日、「スマトラ島沖地震」で津波による大きな被害が発生、翌2005年も大きな自然災害がアジアとアメリカでおこり、全世界的にミュージシャンズ・チャリティが頻繁に催されて、2005年は結果的にリレー・ヴォーカル楽曲リリースの当たり年となってしまいますのですが、それはまた後ほど…

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チャリティ盤@リレー・ヴォーカルの世界59 英国之弐拾 [リレー・ヴォーカル 英国]

1999年。当時の英国首相トニー・ブレアの提唱により、ミレニアムの終わりを記念して、次のミレニアムを担う子供たちや青少年の健全な育成のために募金しようというチャリティ・プロジェクト=「Children's Promise」と、このプロジェクトを国際青少年育成財団(IYF)が支援してグローバル化させた「Children's Hour」というキャンペーンの一環として制作、リリースされた楽曲がこれ。1999年暮れのリリース。1990年代最後の給料でこのCDを買って、来たる次世紀2000年代を担う子供たちの未来の手助けをしよう、というキャンペーンがあったらしい。

IT'S ONLY ROCK 'N' ROLL by Various Artists for Children's Promise

言わずと知れたザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones) 1974年の名曲。参加メンバーが半端なく豪華…

Keith Richards , Kid Rock , Mary J. Blige , Kelly Jones , Jon Bon Jovi , Kelle Bryan , Jay Kay , Ozzy Osbourne , Womack & Womack , Lionel Richie , Bonnie Raitt , Dolores O'Riordan , James Brown , The Spice Girls , Mick Jagger , Robin Williams , Jackson Browne , Iggy Pop , Chrissie Hynde , Skin , Annie Lennox , Mark Owen , Natalie Imbruglia , Huey , Fun Lovin' Criminals , Dina Carroll , Gavin Rossdale , B.B. King , Joe Cocker , The Corrs, Steve Cradock , Simon Fowler , Ronan Keating , Ray Barretto , Herbie Hancock , Francis Rossi , Rick Parfitt , S Club 7 , Eric Idle (登場順)

本家のミック・ジャガ-、キース・リチャーズを筆頭に、ジェームス・ブラウン、ジャクソン・ブラウン、オジー・オズボーン、イギー・ポップ、BB・キング、ライオネル・リッチー、ジョー・コッカー、ハービー・ハンコックといった大御所にジョン・ボン・ジョビ、スパイス・ガールズ、コアーズ、S Club 7、クリッシー・ハインド、ジャミロクワイのジェイ・ケイ、クランベリーズのドロレス・オリオーダン、アニー・レノックスなどなどのビッグ・ネームがずらり。米国人もけっこういますが、このCD、米国でのリリースがなかったようなので英国枠にしました。プロデュースはアーサー・ベイカー(Arthur Baker)。

うだうだ書くより、ま、とりあえずPVをYou Tubeのここでどうぞ。

わたくし的には、JB、オジー、イギーのどんなアーティストたちの中に混じってもひときわ目立つ存在感がツボりました。かっこいい。あと、わざわざ「スパイス・ガールズ!」と、ことわってから登場するスパガに笑。ミックとキースのマイペースぶりもいい味出してます。終わり近くに登場するモンティ・パイソンのメンバー、エリック・アイドルの参加もポイント高いっす。今までご紹介してきたチャリティ盤@リレー・ヴォーカルの中では、面子や完成度で、三本の指が、じゃなくて、に入るくらい好き。

少しでも多くの金額を寄付するために、制作にかかる費用を極力節約できるよう考え出されたのが、一同に会するのではなく、ノートパソコンでエンジニアが音源を持ち歩き、それぞれのアーティストがいる楽屋やツアー・バス、スタジオで録音/撮影する方法。この手法のおかげで、忙しいビッグ・ネームたち相手に全員無償での参加が実現できたそうな。ミックとキースは印税も全額寄付を約束。

5インチ・シングルCD(画像は日本盤)はエンハンスド仕様で、"Single Version"、"Shaft's Radio Mix"。"Arthur Baker And Rennie Pilgrem's Rawkin' Roll Mix"の3ヴァージョンと、パソコンで再生できるクイックタイムのビデオ・クリップ(上記PVと同じ)が収録されています。1999年12月に全英チャート最高位19位を記録。

デビュー時から一貫して「不良」というレッテルを貼られがちだったストーンズの、「俺がステージ上で胸にナイフ突き立てて自殺したら、おまえら若いの満足かい?」って楽曲が、『青少年の健全な育成のため』のテーマソングになっちゃうてのも、アイロニックな英国ならでわ?(笑。


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