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C@R132 伊欧州他 FRISBIE & THE FOOTBALL STARS (1998,1999) [リレー・ヴォーカル 多国籍&実演他]

つづいてもサッカー関連もの。ネットオークションで発見したブツです。

wahd01.jpgwahd02.jpg

What A Happy Day by Frisbie And The Football Stars

1999年にイタリアでリリースされた楽曲。みつけた時「フリスビー・アンド・フットボール・スターズ」とあるので、イタリアではフリスビーが人気のあるスポーツで、プロ選手とかもたくさんいて、その人気選手とサッカーの人気選手が集まったチャリティなのかな、などと思ったでしたが、調べてみると「フリスビー」というのは、イタリアで活躍されていたナイジェリア出身のシンガー=Frisbie Omo Isibor氏のお名前でした。2005年4月に37歳の若さでお亡くなりになったそう。このフリスビー氏と、リベリア出身でイタリアのサッカークラブチーム=ACミランで活躍していたジョージ・ウェア選手が中心となり、ユニセフの活動支援のために企画されたプロジェクトです。ジョージ・ウェア氏は、1989年からつづく内戦で傷ついた祖国リベリアの為に「ジョージ・ウェア基金」を設立。リベリアのユニセフ親善大使も務めています。参加メンバーは…

Frisbie Omo Isibor, Amy Charles, Julia St. Louis , Ronnie Jones, Sandra Gunn, Sister Ngozi, Walter Ego

以上がHipHop畑ミュージシャンの方々。加えて "The Football Stars" として…

Ibrahim Ba, Oliver Bierhoff, Edgar Davids, Mimmo Di Carlo, Mohamed Kallon, Phil Masinga, Marcelo Otero, Ronaldo, Fabio Viviani, George Weah, Taribo West, Ivan Zamorano, Zinedine Zidane

例によってわたくしは知らない人が多いですが、ビッグネームな選手ばかりのよう。参考までに各選手の出身地を。

Ibrahim Ba(セネガル), Oliver Bierhoff(ドイツ), Edgar Davids(オランダ), Mimmo Di Carlo(イタリア), Mohamed Kallon(シエラレオネ・ケネマ), Phil Masinga(南アフリカ), Marcelo Otero(ウルグアイ), Ronaldo(ブラジル), Fabio Viviani(イタリア), George Weah(リベリア), Taribo West(ノルウェー), Ivan Zamorano(チリ), Zinedine Zidane(フランス)

動画はようつべのここ→http://www.youtube.com/watch?v=BXR8CZx6Qh4 歌いだしのコーラスが終わって最初にソロをとる赤いシャツで髪の毛2色の人がフリスビーさん。ブラジルのロナルド選手はわたくしでも顔わかった(笑。

楽曲は、Giorgio Tramacere, Luca Artina, Frisbie Omo Isibor 3氏の共作。上記画像は、イタリア盤5インチCDシングルのジャケ表裏(イタリアB.I.G. Music BIG 009 CDS)。同曲をミックス違いで4ヴァージョン収録(Night Extened Mix, L. & J. Mix, Night Radio, Original Album Version)。同内容で12インチ・アナログ・シングル(イタリアB.I.G. Music BIG 007)も出ていたようです。

で、前述のようつべ動画を観にいったらみつけてしまいました、前年1998年度のリリース分。

1998ff.jpg

Lively Up Africa by The African Football Stars

こちらが、このプロジェクト最初のリリースのようです。お題目はユニセフ支援チャリテイ。参加メンバーはミュージシャン組が…

Frisbie Omo Isibor, B.B.M. (Big Boss Man),Walter Ego

"The African Football Stars" として…

Ibrahim Ba, Omam Biyik, Manuel T. Dimas, Oumar Dieng, Joachim Fernandez, Mohamhed Kallon, Raul Phil Masinga, George Weah, Taribo West

各選手の出身地は…

Ibrahim Ba(セネガル), Omam Biyik(カメルーン), Manuel T. Dimas(南アフリカ), Oumar Dieng(ダカール), Joachim Fernandez(セネガル), Mohammhed Kallon(シエラレオネ), Raul Phil Masinga(南アフリカ), George Weah(リベリア), Taribo West(ナイジェリア)

動画はようつべのここ→http://www.youtube.com/watch?v=OmVZ2m8_DuY スカビートが気持ちいい元気な合唱曲です。ライヴ版→http://www.youtube.com/watch?v=ETr3CxG6mQo

画像は拾い物でわたくし未入手ゆえ詳しいことはわかりませんが、イタリア盤5インチCDシングル(イタリアDance Pool DAN 665962 6 CD)と12インチ・アナログ・シングル(DAN 665962 6)が出ているようです。

イタリア人主導でサッカーがらみと言うと、ずっと以前にご紹介した1985年サッカーUEFAチャンピオンズカップ決勝戦でのフーリガンの暴走、いわゆる「ヘイゼルの悲劇」犠牲者に捧げたSport Alive by THE EUROPEAN TEAM(http://nabe-t.blog.so-net.ne.jp/2007-09-03)ってチャリティ盤もありました。これの動画はようつべにもぜんぜんあがって来ないなあ…
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C@R106 世界各国 LIVE 8 [リレー・ヴォーカル 多国籍&実演他]

2005年の忘れちゃいけないイベントと言えば「LIVE 8 (ライヴ・エイト)」です。この年の7月2日、世界主要都市11会場で人気ミュージシャン多数を集めて大規模なコンサート・イベントが開かれました。イベントの主旨やら概略などはWIKIをご覧ください。日文英文

と、前説あっさり流してしまいます、すいません。わたくし的にこのイベント、当時ほとんどスルーしてたんです。ポール・マッカートニー卿の出演はもちろん要チェック事項ですし、更にスパイス・ガールズが再結成して出るかもしんないというニュースが流れた時は、半身くらいからだ乗り出しました(最終メルBの反対で流れたんすけどね)。今になって思うと、結局当時のミュージック・シーンでリアル・タイムに注目してたり夢中になってるアーティストがいなかったのが大きかったような。加えて、「Do They Know~」みたいなテーマ曲@リレー・ヴォーカルもないし、世界各国の複数会場で同時開催という規模の大きさも、なんか逆に胡散臭く感じて…。だもんで、このライヴ・イベントについては、 「チャリティ盤@リレー・ヴォーカル」的見地からだけでご紹介しときます。

まずは、このイベントの前哨戦として展開されていた「ONE」というキャンペーンで流されていた、ハリウッド・スターたちなどによるリレー・メッセージTV意見広告。
http://uk.youtube.com/watch?v=ZD4jv21GjrM U.S.A

それのヴァリエーションでフィンガースナップ・リレー。「3秒ごとに世界中のどこかで一人子供が死んでいる」という主旨。
http://uk.youtube.com/watch?v=CVbgfCvzCvA U.S.A
http://uk.youtube.com/watch?v=067oH8zoIf8 U.S.A
http://uk.youtube.com/watch?v=KCv-cDA4NhA Canada

この他いろいろな種類のリレー・メッセージADが作られました。関連動画にいっぱい出てきますんで、ご興味ある方はご随意に。U.S.A版の主な出演者は…

Brad Pitt, Penelope Cruz, P Didddy, Susan Surandon, Edward Norton, Cameron Diaz, Dennis Hopper, Justin Timberlake, Al Pacino Antonio Banderas, Alfre Woodard, Noah Wiley, Jack Valente, Jewel, Bono, Kevin Bacon, Tom Hanks, Benicio Del Toro, Ryan Gosling, Ellen Degeneres, Rita Wilson, George Clooney, Bishop Frank Griswold, Emma Thompson, Jamie Fox…

で、これの日本版(1:30頃から)
http://uk.youtube.com/watch?v=Wzyi-5z4znM Japan

フィンガースナップ・リレー・ヴァージョン(1:00以降はカンケーないす(藁)
http://uk.youtube.com/watch?v=WQ0zdrnjfVQ Japan

そーいえば「ホワイトバンド」なんてキャンペーンもありましたねえ。あれもいろいろ物議を醸しましたが、それもとりあえずここでは放置プレイ…

で、ライヴ本編。

マッカートニー卿とU2のコラボで…
Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band by Paul McCartney & U2 U.K.
http://uk.youtube.com/watch?v=CkCJ5-wl3tI

マッカートニー卿とジョージ・マイケルのコラボで…
Drive My Car by Paul McCartney & George Michael U.K.
http://uk.youtube.com/watch?v=P3y39lrZTOY

そしてロンドンハイドパークのファイナル。「ヘイ・ジュード」はコーダ部分からの演奏で出演者大集合~大合唱。
The Long and Winding Road - Hey Jude by Paul McCartney & ALL
http://uk.youtube.com/watch?v=bSSBl8ISQBs

そして最後に、ライヴ8から真のリレー・ヴォーカル曲。カナダはトロントのファイナル。ニール・ヤング巨匠のこれ。
Rockin' in the Free World - Canada's National Anthem by Neil Youg & ALL Canada
http://uk.youtube.com/watch?v=0J72nLOClV0

最後はカナダ国歌のアカペラ大合唱。わたくしがみつけられた唯一のリレー・ヴォーカル@LIVE8 に敬意を表してカナダのみイベント参加メンバー(WIKIコピペ)を…

African Guitar Summit, Barenaked Ladies, Blue Rodeo, Bruce Cockburn, Bryan Adams, Buckcherry, Celine Dion (via satellite from Las Vegas), Dan Aykroyd, Tom Green, DMC, Deep Purple, DobaCaracol (featuring K'naan), Gordon Lightfoot, Great Big Sea, Jann Arden, Jet , Les Trois Accords, Mötley Crüe, Neil Young, Pegi Young, Our Lady Peace, Randy Bachman, Sam Roberts, Simple Plan, Tom Cochrane, Tragically Hip

んな感じで、当然ライヴ8に関するもの何も持たないわたくしゆえ、画像は連想ゲーム。

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2008年。リヴァプールが欧州文化都市首都になったお祝いで、「リバプール08」という町をあげてのお祭りがリヴァウールで開催されました。それにあわせるよーにリリースされたリンゴ・スター御大のEMI復帰作ニュー・アルバムが「Liverpool 8」。もちろん普通のCDとしてもリリースされましたが、画像のブツは、リストバンド型USBメモリに楽曲やら画像を収録してのスペシャル・リリース。そう、「ホワイトバンド」の形状です。業界初?なんでもリンゴさん、ライヴ8に出たかったのに、マッカートニー卿からお誘いなかったんでちょいとご立腹のご様子だったらしい。2008年の「リバプール08」の一環で、リンゴさんは1月、マッカートニー卿は6月にリヴァプールで大々的にコンサートしたんだけども、いろいろウワサは飛び交えど、共演はありませんでした。

「ホワイトバンド」型。タイトル=「Liverpool 8」(邦題は「想い出のリヴァプール」ってなんもおもろない)…ライヴ8に誘われなかった、そんなリンゴ・スターMBEの3年越しの怨み(笑、がこもった一品でもあります。うそです。

http://uk.youtube.com/watch?v=W5y956PV8no
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C@R103 米瑞英 Forever In Our Hearts 他 [リレー・ヴォーカル 多国籍&実演他]

つづいてのスマトラ沖地震・津波被害救済チャリティ楽曲は、米国で企画され、2005年1月中旬からロスアンゼルスでレコーディングに入ったというこの曲。発起人は、米国のインダストリアル・ロックの人気バンド、ゴッドヘッド (Godhead) のヴォーカリストJason C. Miller氏とプロデューサーのJay Baumgardner氏。ジェイソン氏が楽曲も書いています。ところで、インダストリアル・ロックってなんぞや?と思いWIKIってみたら~『1980年代に興った実際に工具類を使って演奏したり、製造現場で発生するようなノイズ、金属的なギター音などを電子楽器で加工し多用するロック』だそうな。ふ~ん。

Forever In Our Hearts by Various Artists

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参加シンガーのみなさん…

Brian McKnight, Roselyn Sanchez, Jacoby Shaddix (PAPA ROACH), Mya, Nate Dogg, Sonny Sandoval (P.O.D.), Pete Loeffler (CHEVELLE), Fefe Dobson, Ben Jelen

Chorus singers
Ming-Na, Eric Roberts, Kelly Hu, John Cho, Nuno Bettencourt, Gary Cherone, Wuv, Elisa Simons Roberts, Jason Miller , Jaime Gomez , Roselyn Sanchez , Andrew Bryniarski, Leigh Nash, Keaton Simons, Howard Hancox, Cheyenne Kimball, Michael "Fish" Herring, James O'Connor, Joey Covington, Julian Beeston, Snake Sabo, Mike Miller, Curtis Skidgel, Brandon Gonzales, Nina Shock, Sean Danielson, Corey Feldman, Louise Post, Wayne Static, Tripp Eisen, Jeffery Damnit, Natashia Williams, Devin Reeve, Jeremy Popoff , AJ Popoff , Rob Egbert, Taylamade, Bonnie McKee, Billie Bruno, Marty O'Brien, Ben Jelen, Tim Spooneybarger, Mitch Allan, Lila Garrett, Tim Fluckey, Dave Daroo, Steve Aiello, David Kanui

動画はYou Yubeのここで。ご覧のとおり、いたって普通にいい曲です。フレットレス・ベースがクールにうねってグー。参加メンバーは新らしめ世代の米国R&Bとロック畑の方々で、わたくしぜんぜん知りません。すみません。コーラス参加の方々の中には、けっこう有名な俳優さんやスポーツ選手も混じっているらしい。ジュリア・ロバーツ姫のお兄さん(この人も俳優)とか。シックスペンス・ノン・ザ・リッチャーのヴォーカルの女の子もいます。

この楽曲はiTunes ストアやアマゾンなどネットのダウンロード販売だけのリリース(画像はそういったサイトにあるイメージPIC)。現在でも複数のサイトから150円でDL購入できます。収益金はチャリティ団体『Music For Relief』を通じて米赤十字社に寄付されるそうな。

で、お正月のヒマにまかせてYou Tubeを掘り起こしていたら、今までご紹介した楽曲の他にもいくつか世界各国のリレー・ヴォーカル@TSUNAMIチャリティがみつかりました。今回はそれらを一気に片付けちゃおうご紹介しちゃっときます。以下の楽曲についてはわたくし、一枚も盤を持たないので、画像がある場合はネット拾いもんです。入手できればまたあらためまして。

まずはブレネリさんの故郷スイッツランドでつ。ヤ~ッホ~ホトゥラララ~♪

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Fründe-Friends by Various Artists Switzerland
http://uk.youtube.com/watch?v=kv57criEt6g

2005年1月5日リリース。スイスで著名な17名のアーティストが集まって津波被害チャリティのために歌った楽曲。スイスのヒットチャートに3ヶ月以上居座ってスイス史上もっとも成功したチャリティ楽曲となったそうな。動画はダイジェストだけど、楽曲の作詞・作曲者である女性シンガー、Olivia Grayさんが自らYou TubeにUPしたものです。オリヴィアさんのHPはここ。楽曲の試聴とかできます。画像のCDシングルにはスイス語(スイスドイツ語)歌詞の「Fründe」と英語歌詞の「Friends」そして両方ごちゃ混ぜの「Fründe-Friends」の3テイク+メイキングPV動画が収録されてるらしい。欲しい。参加メンバー…

DJ Tatana, Andreas Vollenweider, Marc Storace (Krokus), Natacha, John Brack, Tony Vescoli, Peter Reber, Maja Brunner, Olivia Gray, Luke Gasser, Michel Villa, Tiberi, Erkan Aki, Camen, Jeff Turner, Gigi Moto, Valeria Solla

次は、2005年2月19日に英国のゴスペル・シンガー、クリスチャン・ミュージシャン(CCM)、礼拝リーダー250名がアビイ・ロード・スタジオのスタジオ1(一番広いスタジオ)に集まって録音したというこれ。

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One Voice, One Heart by Various Artists U.K.
http://uk.youtube.com/watch?v=5shOIrvMZhI

CCM系はこのシリーズ3回目の登場かな。このCDの収益はインドの Thantri という、今回の津波で壊滅的被害を受けた海辺の村の復興~一枚のCDで最低でも2ポンドの寄付ができて(標準小売価格2.99ポンド)、500ポンドあれば船が買えて、1,500ポンドあれば家を建て直すことができる~に使われる、ってすごく具体的です。曲を書いたのはTim Hughes と Mark Beswicっていう方々。ここに詳しいことが参加メンバーのインタビュー交えて載ってます。これも欲しい。主な参加メンバー…

Matt Redman, Martin Smith, London Commnity Gospel Choir, Tim Hughes, Lou Fellingham, Graham Kendrick, Noel Richards, Brenton Brown, Noel Robinson, Greenjade 他

こーゆーのもあります。英国コヴェントリー出身のインディーズ・アコギ系ミュージシャン、Rob Halligan氏の呼びかけで、コヴェントリー周辺40名以上のローカル・ミュージシャンが結集して制作したTSUNAMIチャリティ・シングル。

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Stand Together by Playing For Change U.K.
http://uk.youtube.com/watch?v=vRRfoRdgyBc

動画はロブさん自らYou Tubeにうぷったもの。参加メンバーはロブさん以外不明。13,500ポンド(現在のレートで計算して約190万円)寄付できたっつーんだからすごい。ロブさんのマイ・スペースはここ。ロブさんもCCM系のようです。

まだまだあります。一気に行こうと思ったんだけんども長くなるんで今日はこのへんで。つづく…

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C@R100 英米伊 Tears in Heaven [リレー・ヴォーカル 多国籍&実演他]

One World Project 制作発表から遅れること数日、今度はオジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)氏と奥方のシャロン(Shalon Osbourne) さんが、スマトラ沖地震・津波被害救済のチャリティとしてエリック・クラプトン(Eric Claputon) 御大の悲しすぎる実体験から生まれた大名曲「Tears in Heaven」をオールスターで録音しリリースすると発表しました。

このニュースには当時わたくしもワクワクして「いつリリースされんだろ?」とマメにネット検索とかしてたんですが、どこ見ても、いつになっても「リリース日は未定」。しょうがないんでしばらくの間、タワレコ、ヴァージン、HMVなど外資系CD屋さんをヒマみつけてはチェックしてました。結局CDとして入手できたのは11月下旬、この年の8月に米国ニューオーリンズを中心に多大な被害をもたらした「ハリケーン・カトリーナ」被災者への支援チャリティ2枚組アルバム『Hurricane Relief: Come Together Now』の中の1曲としてでした。

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Tears in Heaven by Save the Children

画像は、この曲をダウンロード(有料)できる場所を紹介しているこのサイトにあったもの。収益金は『Save The Children』に寄付されると書いてあります。で、リリース・デートは2005年10月19日、1トラック仕様となっています。ひょっとするとDL販売だけだったのかしらん?ネットでもリアルでもこれのシングルCD現物未だ見たことないし…。いや出てる!現物CD持っとる!、って方もしいらっしゃいましたらぜひご連絡ください。

で、一応、『Hurricane Relief: Come Together Now』のジャケも載っけておきます。Disc1の13曲目に収録されています。このハリケーン・チャリティに関しましては、項を改めてまたご紹介します。

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さて参加メンバー。半端なく豪華です…

Mary J. Blige, Andrea Bocelli, Phil Collins, Robert Downey Jr., Josh Groban, Elton John, Katie Melua, Kelly Osbourne, Ozzy Osbourne, Pink, Gavin Rossdale, Ringo Starr, Gwen Stefani, Rod Stewart, Steven Tyler, Velvet Revolver

この頃のオジーさんは、2002年からMTVで始まったオズボーン一家日常暴露番組「オズボーンズ」のおかげでサバス時代~以降の悪魔的イメージとは正反対のお茶の間人気者となっておりました。プロデュースは、奥様シャロンさんと、米国オーディション番組『American Idol』の審査員Simon Cowell氏が共同で担当。音楽的なプロデュースは、2000年代のリンゴ・スター卿のソロ・アルバムで大活躍のマーク・ハドソン(Mark Hudson)氏。PVはYou Tubeのここ。このPVもつい半年前くらいまではネット上どこにも発見できなかったんですが、最近わらわらと増殖中のようです。

冒頭のエルトン・ジョン~ロッド・スチュアートの流れでもうわたくしは釘付けです。スティヴン・タイラーは「イェー!(イェー!)」の掛け合いが好きですな(笑。ギターソロはベルベット・リヴォルバーのスラッシュ。オジーの後に歌うのはイタリアのテノール歌手、アンドレア・ボチェッリさん。リンゴ・スター卿もチラッと映りますが歌ってませんね。フィル・コリンズは映りもしないよーですが、2人でタイコはたいてるのでしょうか。

スティヴン・タイラーとスラッシュの名前が出たところでもうひとつ。この年の2月13日、第47回グラミー賞授賞式で結成されたスマトラ沖津波支援のためのチャリティー・バンドの音源も当時 iTunesストアでダウンロード販売(残念ながら権利関係で日本ではDLできなかった。現在は販売終了?)され、得られた利益は、UNICEF経由で津波被害者支援のために寄付されました。

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Across The Universe by Various Artists

Singers
Bono (U2), Stevie Wonder, Norah Jones, Brian Wilson, Alicia Keys, Scott Weiland, Billie Joe (Green Day), Tim McGraw, Steven Tyler (Aerosmith)

Musicians
Allison Kraus (Fiddle), Velvet Revolver = SLash (E.Guitar), Dave Kushner (E.Guitar), Duff McKagen (Bass), Matt Sorum (Drums)

画像はiTunesでもらえたイメージPIC。楽曲はもちろんビートルズのあれ。動画はYou Tubeのここでどうぞ。っておいおい紹介役の人、小ブッシュくんに似てね?(笑。スラッシュは12弦。タイラーさんはマラカスも。スティーヴィー・ワンダー師匠のハモニカは何吹いても見事です。最後で歌詞の"Nothing's gonna change my world"を"Something's gonna change my world" に変えてましたが、これはちょっとあんましあからさまで感心せん…元のまんまで充分伝わります。

んな感じで、対スマトラ・チャリティ、まだまだつづきます。
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C@R 91 100話記念番外編 [リレー・ヴォーカル 多国籍&実演他]

えーと、今回がこのブログの102番目の記事でして、カテゴリでいうと、ビートルズ関連枠で2話書いてるので、それを除いて「チャリティ盤@リレー・ヴォーカル」枠では今回のが100話めとなります。始めた頃は80くらいはつづくかな~これ終わったらリング・オー・レーベルとかジョージのハンドメイドフィルムス映画とか、ニッチなビートリー・ネタを細々と書いていこうかな~…とか思ってたんですが、現在2002年が終わったところで、残り2003年~2008年までの「チャリティ盤@リレー・ヴォーカル」手持ちネタが約30弱。過去のもので盤未入手ゆえ捜索中のネタも同じくらいあるんで、最終150~160話くらいはつづきそうです。

そんな感じの一区切り記念ということで、今回は過去ご紹介済のネタながら、どーしても欲しくて新たに入手してしまったジャケ違い盤とかを自己満足的にご紹介させていただきます。

まずは昨年11月ご紹介のレゲエ・ミュージシャンによる対エチオピア飢餓救済チャリティ盤 LAND of AFRICA by Music is Life

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過去ご紹介済の盤はジャマイカ盤でしたが、今回入手は米国盤。タイトルロゴ他の文字部分がジャマイカ盤が白統一だったのに対し米国盤はラスタカラーで塗り分けられてます。裏面も肌色系に塗られてます。リリース元はRAS RECORDSというところ。ジャケの印刷はカナダ。ジャケ自体の作りは米国盤の方が格段にしっかりしていますが、表ジャケのアフリカ大陸形の人の顔が、ジャマイカ盤では線画っぽく繊細なタッチで描かれているのに対し、米国盤はのっぺりと塗りつぶしたみたいな感じに処理されていて迫力なく、ジャケ・デザイン的にはジャマイカ盤の勝ち。

残りは今年2月につづけてご紹介したアジアンもの。このシリーズ書いた当初、フィリピンもの以外一枚も持っていなかったので意地で探しました(笑。最初はそんな思い出のフィリピンもの=Handog Ng Pilipino Sa Mundo by Various Artists

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1986年のエドゥサ革命記念盤。新たに入手できたのはアナログ7インチ・シングル盤。アーティストのレコーディング風景集合写真という定番の構図がウレシイです。カップリングは、参加アーティストの一人、Cwleste Legaspi氏のソロ 楽曲で Ang Bayan Kong PIlipnas という曲。LPにも収録されてました。このシングル盤も海外オクで入手したんですが、約20年前でフィリピン盤という性質を考えると奇跡的にニアミントで嬉しかったです。LPがすげえボロボロだっただけに一際です(笑。You Tube動画、も一度貼っときます。ここ。英訳されて英国、豪州でリリースされたというA New And Better Way はまだみつけられません(涙。

次は香港、1994年、「反翻版大聯盟」=海賊版や不正コピー商品に反対するキャンペーンのテーマ曲 他不是我 by 群星

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この楽曲が収録された1994年リリースのオムニバスCDアルバム「100% 正版」です。キャンペーンテーマそのものって感じのストレートなアルバムタイトル(藁。デザインが指紋柄ってのも意味深。全17曲収録。トップがこの曲ラストがカラオケ。残り15曲は、黎明、張學友、王菲、 葉玉卿などなど香港トップスターの方々のソロ楽曲です。You Tube動画はここ

わたくし的に大好きな曲なのでどーしても欲しかった1985年、台湾光復他記念楽曲 明天會更好 by 台湾群星

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上記画像は香港唱片有限公司発行の香港盤アナログ12インチのジャケ表裏。33回転で片面2テイクづつ収録。A面は、台湾群星によるヴァージョンと、カラオケにトランペットやキーボードがメロをなぞるインスト・ヴァージョン。B面は、前回ご紹介時にリンクしたチョウ・ユンファ(周潤發)氏のファンサイトで聴ける松江兒童合唱團のヴァージョンと、メロなしサビのコーラスだけイキのカラオケ。ジャケ裏には「このレコードの収益は香港兒童合唱團発展基金に贈られる」旨のことが明記されています。この名曲のYou Tube動画はここ

これだけで終わるのもナンなんで、ついでにYou Tubeでみつけたチャリティではないであろうパロディ系リレー・ヴォーカル楽曲動画をまとめて。

A Heart or Two by Aliens United
米国のケーブルテレビ、ディスカバリーチャンネルが制作したらしい、異性人=エイリアンによるリレー・ヴォーカル楽曲。クリーチャーがもろにスター・ウォーズに出てきた酒場の音楽隊臭さぷんぷんでちょいと苦笑い。

We Fuck The World by USA for USA
どこの国制作かわかんないけど(フランスかな?)、たぶんテレビのヴァラエティ・ショー用に作られた We are the World の替え歌動画。登場するのは米国の著名政治家さんによく似たお人形さんたち。"There are people dying and we don't care about, we'll try to make a better world for me and me" だそーです(笑。

WE ARM THE WORLD by THE KINSEY SICKSUSA
ニューヨークのショーパブのオカマさんたちによる We are the World の替え歌動画。たった4人ながら伴奏含めてすべてアカペラ、モノマネも入れつつというゲイ達者な方たち。WE ARM とタイトルしてる通り、銃とか兵器とかの問題を皮肉ってるよーですが、それだけではなさそー。全部聞き取れればきっともっと面白いんだろーな…

We are the world by We were the Stars
2006年制作。これもテレビのヴァラエティ・ショー企画と思われで、TV2ってことはニュージーランドの局制作なのかな?。90年代くらいまでの、かつては大いに、もしくはそれなりに成功してたけど今や忘れられかけてる各界のスターたちが、オリジナルの We are the World に合わせて次々とエアヴォーカルとマイムで登場するという自虐マゾ的な動画(笑。主な参加メンバー…

Richard Clayderman, Lorenzo Lamas, Richard Chamberlain, Cliff Richard, Limahl, Pat Sharp, Larry Hagman, Nicole, Al Corley, Bo Derek, Sabrina, Kim Wilde, Linda Evans, Mai Tai, Irene Cara, Peter Shilton, Karl Heiz Rumenigge, FR David, Eddie the Eagle, Eric Heiden …etc…

最初のピアノがリチャード・クレイダーマンってのでまず大笑い。その後もリマール(カジャグーグー!)、サマンサ・フォックス、ボー・デレク、キム・ワイルド、アイリーン・キャラ、パメラ・スー・マーティン、ニック・カーショウ、バナナラマ2人、バングルズ2人、マーク・ハミル(ルーク・スカイウォーカー!)、ティファニー、ピーター・セテラなどなど、普段まったく思い出さない名前の方々が次々出てきてわたくし的にツボでした。ってゆーかある意味超豪華。みんな楽しそうだし。何の企画でこんだけ集められたのかぜひ知りたいっす。

で、You Tubeと言えば、チャリティ盤@リレー・ヴォーカルの世界17.2 八拾六年之実演於愛蘭の項でご紹介したゲイリー・ムーア氏他による Whiskey In The Jar by Self Aid の動画が『This video is no longer available due to a copyright claim by VAN MORRISON / EXILE PRODUCTIONS 』ということで削除されてしまってました。ヴァン・モリソンさん、最近過去の名作のリマスターをたくさん再発してるんでプロダクションもナーバスなんだろうけど、これは残しといてほしかった(涙。凄く好きな動画で何回も見てたのにDLすんの忘れてたんだよねえ(泣。誰かFLVとかで保存されてる方いらっしゃいましたらごわたくしに連絡を…

てなワケで読んでくだっさてる皆様ありがとうございます、今後ともよろしくお願いいたしますです。

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C@R 90 英米他 Lilith Fair [リレー・ヴォーカル 多国籍&実演他]

今回は、カナダ生まれの女性シンガーソングライター、サラ・マクラクラン(Sarah McLachlan)嬢の提唱で1997年から3年間毎年夏に開催された、女性ソロ・シンガー及び女性がリードするバンドばかりで全米とカナダをツアーするイベント「リリス・フェア(Lilith Fair - A Celebration of Women in Music)」のご紹介です。

ことの発端は、当時ブレイクしつつあったサラさんが感じていた、当時の音楽業界=ツアー・プロモーターやラジオ局、レコード会社に旧態然としてあった男性アーティスト至上主義、女性アーティスト軽視の保守的な風潮に対する挑戦でした。サラさんは自分で親しい女性アーティストたちに声をかけて参加を募り、プロモーターと交渉して1997年夏、38回のショーを行なうリリス・フェア・ツアーを敢行。1,600万ドル以上を稼ぐ大成功を収め1997年の全米興行成績第1位となりました。このイベントは表立ってチャリティを謳ってはいませんが、3年間で200万人以上を動員し、チャリティのために700万ドル以上を集めて慈善団体(詳細不明)に寄付したということです。ちなみに、リリスというのは、いわゆる「アダムとイヴ」物語中で、アダムの最初の妻となった女性の名前だそうで、平等を求めて夫の元を去ったとされています。この「平等」ってのは、セックス時の体位(「彼女は『私は下に横たわりたくない』と言い、彼は『私はきみの下になりたくない、上位にしかいたくない。きみは下位にしかいてはならないが、私はきみより上位にいるべきだ』と言った」)のことらしい。

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1997年の参加メンバーは…

Leah Andreone, Fiona Apple, Meredith Brooks, The Cardigans, Paula Cole, Shawn Colvin, Sheryl Crow, Julia Fordham, Indigo Girls, Patty Griffin, Emmylou Harris, Juliana Hatfield, Susanna Hoffs, Jewel, Lisa Loeb, Sarah McLachlan, Suzanne Vega, Dar Williams

全員が連日出演というわけではなくて、場所によって出演者が違っています。この年のツアーの模様は、1997年にサラさんの地元カナダで2時間のスペシャル番組としてテレビ放映、翌年4月(日本は6月)にライヴ盤「リリス・フェア~女神たちの競演」を2枚組CDでリリース。2000年にはカナダTV版を90分に再編集したDVDがリリースされています(上記画像は2005年に再発された日本盤DVD)。CDには各参加アーティストの単独パフォーマンスばかりでコラボものは後述するWater is Wide しか収録されていませんが、DVDにはもう数曲リレー・ヴォーカルものがあります。You Tubeから…

The Water Is Wide by Indigo Girls, Sarah MacLachlan, Jewel
1600年代から歌われていたという英国民謡。ディランやジョーン・バエズ、ジェームス・テイラーらもレコーディングしています。ここではインディゴ・ガールズ~サラ~ジュエルのリレー&ハーモニー。

Closer to Fine by Indigo Girls, Sarah MacLachlan, Jewel, Meredith Brooks, Julia Fordham, Sara Lee
インディゴ・ガールズ、1989年のメジャー初ヒット曲。ジュエル嬢のヨーデルが可愛い(この動画はアップした人がジュエル・ファンらしく編集してあって、いきなりそこから始まりますが、実際の曲頭は34秒のとこから)。笛でソロをとるサラ・リー嬢は、ロバート・フィリップ御大が70年代後半に作ったバンド The League Of Gentlemenにベーシストとして加入、その後Gang of Fourのベーシストとして活動し80年代はスタジオ・ミュージシャン&ソングライターとしての経験も豊富に積んだ女性アーティスト。当時はインディゴ・ガールズを手伝っていました。

Big Yellow Taxi by All-Artists
ファイナルはジョニ・ミッチェル御大の名曲リレー・ヴォーカル。リードはサラ~メレディス~ジュエル~インディゴのエイミー+ジュリア・フォーダム~サラ。

DVDにはレーベルの関係か、エミルー・ハリスやリサ・ローブ、フィオナ・アップル、スザンヌ・ヴェガらの演奏場面はなし(オフステージ場面で映る人もいる)。参加していないパット・ベネターがなぜかコメントを寄せていたりもします。

このツアー・イベント、女性ばかりというわけで「Breast-fest =おっぱい祭り」と揶揄されたり、レズビアンを公言しているインディゴ・ガールズの参加により、そっち系の支持も集まった反面、「レスボパルーザ (Lesbopalooza)」(1991年から97年までつづいたオルタナティブロック、パンクロック、ヒップホップ系アーティスト中心のツアー形式ロック・フェス「ロラパルーザ(Lollapalooza)」をもじった言い方)などと呼ばれたりもしましたが、前述したように大成功に終わり、翌年も行なわれることになります。また、1998年4月に初開催された以前ご紹介済みのVH1 Divas concert シリーズも、このイベントの成功にインスパイアされてのものと言っていいでしょう。

1998年は全米とカナダで57回のショーを開催。参加メンバーは…

Antigone Rising, Erykah Badu, Tracy Bonham, Meredith Brooks, Holly Cole, Cowboy Junkies, Sheryl Crow, Missy Elliott, Indigo Girls, Julia Fordham, Patty Griffin, Emmylou Harris, Chantal Kreviazuk, K's Choice, Lisa Loeb, Sarah McLachlan, Holly McNarland. Idina Menzel, Natalie Merchant, Trish Murphy, Heather Nova, Sinéad O'Connor. Joan Osborne, Liz Phair, Queen Latifah, Bonnie Raitt, Sister Seven, Me'shell Ndegeocello, Sixpence None the Richer, Suzanne Vega, Wild Colonials, Wild Strawberries, Dar Williams

シンニード・オコーナーやエリカ・バドゥ、クイーン・ラティファ、リズ・フェアー、ボニー・レイットなどなど参加メンバーがかなり増えました。この年の模様は翌99年に「リリス・フェア Vol.2」「リリス・フェア Vol.3」という一枚ものCD二組としてリリースされましたが、各参加アーティストの単独パフォーマンスのみの収録でコラボやリレー・ヴォーカルものはありませんでした。映像もなし。

この年のツアーも大成功で、サラさんは音楽業界における女性のキャリア推進に貢献したことを讃えられて「Elizabeth Cady Visionary Award」を1998年に受賞しています。

翌1999年はさらに出演者が増え7月8日から8月31日まで40公演。オフィシャルページがまだ生きています。各会場でステージを3つに分けて日によって出演者も変わるという方式。参加メンバーは…

Main Stage artists
Sandra Bernhard, Shawn Colvin, Deborah Cox, Sheryl Crow, Dixie Chicks, Indigo Girls, Queen Latifah, Lisa Loeb, Luscious Jackson, Martina McBride, Sarah McLachlan, Monica, Mýa, Me'shell Ndegeocello, Liz Phair, The Pretenders, Joanelle Romero, Suzanne Vega

Second Stage artists
Battershell, Cibo Matto, Kacy Crowley, Dance Hall Crashers, Dido, Melanie Doane, Patty Griffin, Emm Gryner, Innocence Mission, Joan Jones, Jennifer Knapp, K's Choice, Sinead Lohan, Tara MacLean, Aimee Mann, Melky Sedeck, Medieval Baebes, Morley, Trish Murphy, Bif Naked, Beth Orton, Kendall Payne, Bijou Phillips, Samsara, Sixpence None the Richer, Splashdown, Susan Tedeschi, Wild Strawberries, Victoria Williams, Kelly Willis

Village Stage artists ほとんどが2~3会場での出演
Christina Aguilera, Coco Love Alcorn, Badi Assad, Bertine (Zetlitz), Toni Blackman, Diana Braithwaite,Cowlily, Kacy Crowley, E.G. Daily, Keren DeBerg, Anne E. DeChant, Eden AKA, Ana Egge, Essence, Amy Fairchild, Fleming and John, Nelly Furtado, Fuzzy Comets, Glassoline, Grace in Gravity,Greta Gaines,Kitty Gordon, Nina Gordon, Kay Hanley, Noella Hutton, Jarah Jane, Brenda Kahn, Jennifer Kimball, Nikol Kollars, Nicol Lischka, Ginger Mackenzie, The Marty Winkler Group, Melissa Mathes, Lori McKenna, The Murmurs, Leona Naess, Juliana Nash, Kari Newhouse, Stevie Nicks, Leslie Nuchow, Maren Ord, Ginny Owens, Deborah Pardes, Adrienne Pierce, Melissa Reaves, Renann, Doria Roberts, Loni Rose, Rachael Sage, Tegan and Sara, Summer Sage, Lisa Sanders, Stephanie Schneiderman, Bree Sharp, She-Haw, Shelley Doty X-Tet, Alexandra Sleightholm, Soul Miner's Daughter, Sozzi, Surrender Dorothy, Kinnie Starr, Melanie Susuras, Swati, Kashi Tara, Tekla, Too Cynical to Cry, Deborah Vial, Victoria White, Wendy Woo, zoebliss

ディキシー・チックス、プリテンダーズ、チボ・マット、クリスティーナ・アギレラ、スティヴィー・ニックスらの名前が。前回からこのイベントが新進女性アーティストの登竜門的な側面も持っていたので、知らないアーティストもたくさん。ファイナル楽曲はJackie DeShannonの1968年のヒット曲 "Put A Little Love In Your Heart" by All-Artists だったそうな。Al Green & Annie Lennox がカヴァーしてましたなこの Baby You're Richman に似た楽曲。この年の模様はCDリリースなし。オフィシャル放映不明。You Tubeでも動画みつからず。

1999年でひとまず幕を降ろしたリリス・フェア。8年経った昨年、同趣旨のライヴ・フェスティバルを2007年10月27日にカリフォルニア州で開催するというニュースがありました。フェスのタイトルは「Girlfrenzy」。公式ページを見る限りサラさんは無関係のようですな。シェリル・クロウ、アヴリル・ラビーン、フィオナ・アップルらの出演が予定され、チケットの収益金は乳がん研究機関や小児病院へ寄付するとのアナウンスもありましたが、同年9月に開催延期を発表。企画が中止となったのではなく、2008年以降に開催するべく準備中だそうな。
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C@R 89 英米印他 Concert for George [リレー・ヴォーカル 多国籍&実演他]

2002年の忘れちゃいけないイベントはこれ。2001年11月29日(現地時間)に亡くなったジョージ・ハリスン(George Harrison)の追悼のため、ジョージの妻オリビアと息子ダーニによって企画され、ジョージの『親友』エリック・クラプトン氏主催でロイヤル・アルバート・ホールにて、ちょうど一周忌の2002年11月29日に開催されたConcert for George(コンサート・フォー・ジョージ)

このイベントでは、厳密に言ってリレー・ヴォーカル(3人以上)と言いえる楽曲はなくコラボ止まりなんすが、我らがジョージ・ハリスン師のために集まったミュージシャンたちの豪華さ、熱のこもったプレイ、でありながら故人の人徳のなせる業ゆえ、スーパースター大集合にありがちな下世話に堕ちない荘厳さと真摯さが一本貫かれていて、わたくし的に凄く好きなライヴなので、You Tube動画でコラボもの中心に紹介しておきます。

なお、このイベントの収益と、その約一年後2003年11月にリリースされたDVDとCDの収益は、1973年にジョージによって設立された基金財団「The Material World Charitable Foundation」(ジョージの印税収入でたちあげたチャリティ機関)に寄贈されています。

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上記画像は2003年11月27日リリースの日本盤DVDのジャケ。2枚組で1枚にはコンサートをフルで収録。もう1枚の方には、ライヴシーンにバックステージの模様などをはさんだDavid Leland 監督によるドキュメンタリー版を収録。このDavid Leland とゆー人は、ジョージが80年代にたちあげた映画製作/配給会社ハンドメイド・フィルムス(HANDMADE FILMS)と古くから関わっていたよーで、1982年公開、モンティパイソンのマイケル・ペイリン(Michael Palin)主演のコメデイ映画「ストップ・ザ・売春天国(The Missionary)」に端役で出演していたり(この映画にはニール・イネスもパブ・シンガー役でチラッと顔見せます)、1986年の「モナリザ(Mona Lisa)」では演出、1989年の「チェッキング・アウト(Checking Out)」(THE TRAVELING WILBURYSの 「End of the Line」が使われています)では監督を手がけています。1989年、トム・ペティのソロ楽曲「I Won't Back Down」のプロモビデオ監督もこの人。見ればわかるけどドラムはリンゴ(アルバムにクレジット無)、ジョージとジェフ・リンがギター&コーラス。

それでは、当日のライヴの模様をYou Tubeから。参加メンバー詳細はWikiのここでどうぞ。

The Inner Light
ラヴィ・シャンカール師の愛娘アヌーシュカ・シャンカールのシタールとジェフ・リンの共演。いいなあ…。わたくし的に、インドのフルオケ従えてビートルズ時代のジョージ楽曲を歌う、ってのは、永年究極の「夢」だったりします(笑。

Sit on My Face~The Lumberjack Song
故人を除くモンティ・パイソンズ+ニール・イネス+ビートルマニアックなトム・ハンクス他。Sit on My Faceはカラオケ・パブであるのみつけて思わず歌ったことある…ウケなかった(笑。The Lumberjack Songは、1974年のジョージ北米ツアーのテーマ曲。パイソンズの紅一点的コメディエンヌ=キャロル・クリーヴランド嬢、お幾つになられたか知らないけど胸の谷間がサム・ブラウン嬢に負けてない…

Horse to the Water
そんなサム・ブラウン嬢+ジュールス・ホーランド。サックス・ソロはトム・スコット。歌うはジョージの遺作。可愛いな。

Isn't It A Pity
エリック・クラプトンとビリー・プレストンで分け合う構成。ビリーもこの約4年後に亡くなってしまいました(涙。後半「ヘイ・ジュード」もどきになるとこ、初めて聴いたとき鳥肌立ちました。

Something
ウクレレ・ポール・ヴァージョンからフル・バンド・クラプトン・ヴァージョンへのリレー。バンド・ヴァージョンになってからは平歌ジェフ・リンと、サビはポールとのハモ。豪華。パティ嬢は幸せもんですね。

While My Guitar Gently Weeps
911追悼コンサートでも披露していたエリック・クラプトンwithポール・マッカートニー・オン・ピアノ・ヴァージョン。この日の演奏が一番鬼気迫ってる。みんな真剣。

Wah Wah
ラス前の全員集合大セッション。強いて言えばこの曲がリレー・ヴォーカルっぽくて、リード・ヴォーカルはジェフ・リンとクラプトン分け合いながら、ラストのフェイクで「オゥイェー」と目立ってる声がこの二人じゃないから3人め(笑。リンゴ、ジム・ケルトナー、レイ・クーパー、ヘンリー・スピネッティ、ジム・キャパルディら何人がかり?のドラム/パーカス軍団が圧巻。ベースにはやっと登場クラウス・ヴアマン(Klaus Voorman)御大。ジョージゆかりのホーン隊、ジム・ホーン、トム・スコットも絶好調。ビートルズ時代の喧騒と解散間際のポールの言動を揶揄して書いたと言われるこの曲。ポールもピアノでいますが、いつになく大人しめ?。

I'll See You in My Dreams
そしてオーラス。ジョージが敬愛するビートルズとほぼ同世代の英国人カントリー寄りミュージシャン、ジョー・ブラウン氏(ビートルズは氏の「Picture Of You 」を初期のBBCラジオ出演時にカヴァーしてます。また、氏の奥方ヴィッキー・ブラウンさんは、ハンドメイド・フィルム社1986年製作のマドンナ主演映画「上海サプライズ(Shanghai Surprise)」で、同名タイトル曲をジョージとデュエットしてた女性。1991年癌のため死去。前出のサム・ブラウン嬢はこの夫婦の愛娘)が、ウクレレで歌いだす1924年のスタンダード同名映画主題曲。ジョージがよくウクレレで弾いていた曲だそうな。このDVD観るたび、この曲にくると、わたくし絶対泣いてます…(汗。

てな感じで、このライヴは良いです。正規版が出る前に、2002年暮れぐらいだったか、非合法オーディエンス録音盤が出回りまして、しばらくはそればっか聴いてました(汗…

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左は、MASTERPORT-142。 パイソンズ未収録の二枚組。右がNIGHTTOWN NT21108/09/10。完全収録の3枚組で当日配られたパンフレットのミニチュア・レプリカも付いてました。左の方がやや音いいかな。いやいや、良い子はこんなものに手を出してはイケマセン(笑。

ついでと言ってはなんですが、そんなジョージのチャリティ目的音源をふたつほど。

一つは、有名な1971年の「The Concert for Bangladesh」から、2005年発売のデラックス版DVDに収録された…

If not for You
サウンドチェック時のジョージとディランのデュオ。これ、最初見た時「生きてて良かった!」と思った(笑。

もう一つは1985年リリース。昨今、ちょっと過激すぎねーか?と巷を騒がせているクジラ大好き”環境保護団体”=Greenpeaceへの支援目的チャリティでリリースされたオムニバス・アルバム、「Greenpeace~われらグリーンピース(Greenpeace)」のためにジョージが提供した世界を救え(Save the World)。もともと1981年(ジョンの不幸な事件翌年)にリリースしたジョージのソロ・アルバム「想いは果てなく〜母なるイングランド (Somewhere in England)」のラストに配置されていた楽曲で、ロシアの兵器、森林伐採、捕鯨、核、健康被害などなどについてかなり直接的な言葉で歌った曲。1984年、グリーンピースに楽曲提供を頼まれたジョージは、歌詞の一部を書き換えて、ヴォーカルとギターを新録した上でリミックスしています。下画像は日本盤LPジャケ。

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歌詞の変更部分は、4ヴァースめの "We've got to save the whale"で始まるグリーンピースに言及したくだり。オリジナルが "Greenpeace they've tried to diffuse it" だったのを "Greenpeace, God knows that you're doin' it" に変更。このヴァース最後の "We gotta save the world" の "World" にもオリジナルにないディレイをかけて強調しています。また歌の最終ヴァースの出だし部分と最後部分の歌詞 "We gotta save the world" を "We've got to save the whale" に変更して、『捕鯨問題』を強調してます。

Save The World
2テイク続けて聞ける静止画仕様楽曲聞かせる用You Tube動画。1テイクめは2004年リマスターして再発された「想いは果てなく〜母なるイングランド」にボートラとして収録されたデモ・ヴァージョン 。歌詞がかなり違います。2テイクめは、同アルバムに収録されている正規オリジナル音源。アルバム「Greenpeace~われらグリーンピース」収録のヴァージョンではありません。聞き分け方はカンタン。曲頭いきなり "We gotta save, we gotta save, We gotta save the world" と歌から始まるのが「グリーンピース」ヴァージョンです。

やっぱビートリーネタは長くなるな…(笑
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チャリティ盤@リレー・ヴォーカルの世界82 多国籍之拾 [リレー・ヴォーカル 多国籍&実演他]

2002年にいきます。まずはこの年の6月、韓国との共同開催で行なわれたサッカーの世界大会『2002 FIFAワールドカップ』関連から。

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LIVE FOR LOVE UNITED by LOVE UNITED

「2002 FIFA World Cup Official Album」という、大会を記念して2002年5月リリースされたオムニバス・アルバムに収録されていたこの楽曲は、もともと同年の1月末に、エイズ啓蒙のチャリティ・プロジェクトとしてフランス勢が中心となり始動。2月にかけて各国の有名サッカー選手の歌声を録音するためにレコーディング・プロジェクト隊が、スペイン、ドイツ、英国、イタリア、フランスを駆け巡って完成したという一曲。作詞は、在仏英国人ミュージシャンのSam Stoner氏と米国人ミュージシャン&プロデュ-サーのDesmond Child氏。作曲は、フランス人シンガーソングライターのPascal Obispo氏。

参加メンバーは(ABC順)…

Fabien Barthez (France), Selim Benachour (Tunisie), Laurent Blanc (France), Alain Boghossian (France), Sol Campbell (UK), Vincent Candela (France), Fabio Cannavaro (Italie), Roberto Carlos (Brésil), Marcel Desailly (France), Didier Deschamps (France), El Hadji Diouf (Sénégal), Youri Djorkaeff (France), Cristophe Dugarry (France), Luis Figo (Portugal), Ivan Helguera (Espagne), Thierry Henry (France), Franck Leboeuf (France), Fredrick Liundberd (Suede), Bixante Lizarazu (France), Patrick M'Boma (Cameroun), Claude Makélélé (France), Rafael Marquez (Mexique), Johan Micoud (France), Salomon Olembé (Cameroun), Emmanuel Petit (France), Robert Pires (France), Ulrich Ramé (France), Ronaldinho (Brésil), Willy Sagnol (France), Roque Santa Cruz (Paraguay), Mehmet Scholl (Allemagne), Michael Silvestre (France), Jacques Songo'o (Cameroun), Hakan Sukur (Turquie), Piotr Swierczewski (Pologne), Lilian Thuram (France), Francesco Totti (Italie), Daniel Van Buyten (Belgique), Gregory Vanney (USA), Juan Veron (Argentine), Patrick Vieira (France), Paulo Wanchope (Costa Rica), Sylvain Wiltord (France), Young-Pyo Lee (Corée), Zinedine Zidane (France)

Pedro Alvés, Andreas Carlson, Desmond Child, Lisbeth Gulbaek, Janet, Joshai, Youssou N'Dour, Nourith, Pascal Obispo, Sam Stoner, Pablo Villafranca, Volodia, Yaél, Anne Warin

上段45名は世界各国のサッカー選手。フランス、チュニジア、英国、イタリア、ブラジル、セネガル、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、カメルーン、メキシコ、パラグアイ、ドイツ、トルコ、ポーランド、ベルギー、米国、アルゼンチン、コスタリカ、韓国から参加しています。日本人選手の名前はありません。サッカーあまり知らないわたくしでも、ジダンとかロナウジーニョとかエムボマとかトッティとか聞いたことある名前がけっこういるんで、サッカー好きの方たちにとっては夢のようなメンバーの豪華企画なんでしょうな。

楽曲は、セネガル出身の大御所ユッスー・ンドゥール氏のリードにより、各選手が2小節くらいづつリレーして歌われていきます。PVはYou Tubeのここ。PVのメイキングや各選手のコメントを含む70分のドキュメント番組も当時フランスでTV放映されたらしいです。

この楽曲を5インチ・シングルCDとして発売したのは、フランスやオーストラリアなど数か国あるようで、(1) LIVE FOR LOVE UNITED (Album Version) 5:07、(2) LIVE FOR LOVE UNITED (Acoustic Version) 3:53 の2テイク収録したものと (Album Version) 5:07を1テイクのみ収録のものがあるみたい。上記の画像は、フランス盤のNOT FOR SALEプロモ用なのでレギュラー盤とは編集が異なる(Edit Version)4:23、1テイクのみ収録されてます。ジャケ表のデザインはレギュラーもプロモも同じ。

1990年代くらいから開催のたびにリリースされているサッカー・ワールド・カップ公認のオフィシャル・アルバムやシングルに収録されたテーマ曲やら応援歌の中には、いくつかコラボ楽曲(2002年の時には日本と韓国のミュージシャンのコラボで「LET’S GET TOGETHER NOW」という公式テーマ曲がありました)もあるようですが、はっきりチャリティ目的と明記されてるリレー・ヴォーカルものは、この「LIVE FOR LOVE UNITED」以外今のところみつけてません。

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チャリティ盤@リレー・ヴォーカルの世界73 米国之実演、他 [リレー・ヴォーカル 多国籍&実演他]

『米国が攻撃されたのは、太平洋戦争開戦時の真珠湾攻撃以来』などとも言われた米国史上最悪の出来事に、米国のエンターティメント界もすばやく動きました。前述した4つのプロジェクト以外の動きをまとめておきます。リレー・ヴォーカルという視点では該当してないのばっかなんですが、あの時、ミュージシャンたちは何をしたか?という記録として。

まずは、事件の10日後、2001年9月21日に米国4大テレビ・ネットワーク(CBS, NBC, ABC, Fox)が、事件の犠牲になった方々、そのご家族らを支援するためのお金集めチャリティ・テレソン「America; A Tribute To Heroes(アメリカ:ア・トリビュート・トゥ・ヒーローズ)」という番組を制作~放映。「ヒーローズ」ってのは、この惨事の中、懸命に救助作業をつづけた警察官や消防の方々。これらの方々が救助作業中に犠牲になられたケースも多々ありました…。

番組はスタジオや遠隔地からの衛星放送で各ミュージシャンたちがコラボしたりしなかったりで、追悼の楽曲を披露しつつ、合間に著名映画スターやセレブたちが追悼とがんばろーメッセージを述べるという形式で、参加したメンバーは…

Bruce Springsteen, Stevie Wonder with Take 6, U2 with Dave Stewart, Natalie Imbruglia and Morleigh Steinberg, Faith Hill with gospel choir, Tom Petty and the Heartbreakers, Enrique Iglesias, Neil Young, Alicia Keys, Limp Bizkit's Fred Durst and Wes Borland plus the Goo Goo Dolls' John Rzeznik, Billy Joel, Dixie Chicks, Dave Matthews, Wyclef Jean, Mariah Carey, Bon Jovi, Sheryl Crow, Sting, Pearl Jam's Eddie Vedder and Mike McCready with Neil Young, Paul Simon, Céline Dion, Willie Nelson

Speakers
Tom Hanks, George Clooney, Will Smith, Muhammad Ali, Kelsey Grammer, Jim Carrey, Cameron Diaz, Robin Williams, Dennis Franz , Jimmy Smits, Calista Flockhart, Amy Brenneman, Conan O'Brien, Sarah Jessica Parker, Tom Cruise, Ray Romano, Lucy Liu, Sela Ward, Jane Kaczmarek, Julia Roberts, Chris Rock, Robert De Niro, Clint Eastwood

詳細は英文Wikiのここ。You Tubeで見れる、わたくしが好きなこの時の動画を貼っときます。

Wish You Were Here by Limp Bizkit's Fred Durst and Wes Borland plus the Goo Goo Dolls' John Rzeznik
90年代メジャーデビューの若者バンド、リンプとグー・グー・ドールズの主要メンバーのコラボ。曲はピンク・フロイドの名曲「あなたがここにいてほしい」。

Hero by Enrique Iglesias
2003年公開の映画「レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード(Once Upon A Time In Mexico)」でいい味出してたフリオ・イグレシアスのご子息エンリケさんのヒット曲。いや、わたくし的にこの曲好きなもんで(笑。

Imagine by Neil Young
第一次湾岸戦争の時につづいて、この時も『反戦歌』指定のため速攻で主要ラジオ局から放送自粛処理されていたこの楽曲をあえて演奏してしまうニール・ヤング師匠の漢っぷり!

9月25日には、オノ・ヨーコさんがニューヨーク・タイムズ紙に『Imagine all the people living life in peace』というジョンの「イマジン」の歌詞一節のみを引用した一面広告を掲載。画像はこれ 。ヨーコさんがよくやる手ではある…。70年代のベトナム戦争反対=ベッド・ピースの頃にもビルボードに「War Is Over」とかやってました。実際、この時もタイムズ・スクエアに「Give peace a chance」 のビルボードを掲示しました。いずれもメッセ以外の「John and Yoko」みたいなスポンサー名や写真など一切入れずな掲載で、当時ニュースを聞いた時、ヨーコさんにしては潔イイじゃんと好印象。当時の記事によると『「広告に名前を出さないほうがより効果的と感じたから」と匿名広告の理由を説明、「伝えたいメッセージはすべてこの広告の中にある」としている。』だそーです。

で、2001年10月2日には、ニューヨークのRadio City Hallにてヨーコさん主催のジョン・レノン楽曲によるトリビュート・コンサート「Come Together: A Night for John Lennon's Words and Music」が開催されます。当初は、銃規制強化を訴えるために企画されて、ジョンの誕生日の10月9日に録画放映されるはずだったのが、急遽、犠牲者のご家族への寄付金集めのイベントに切り替えられ、WB broadcast とTNT cable networksでの生中継となりました。出演アーティストは…

Kevin Spacey, Alanis Morissette, Dave Matthews, Lou Reed, Shelby Lynne, Moby, Stone Temple Pilots, Sean Ono Lennon, Nelly Furtado, Craig David, Cyndi lauper, Shaggy, Yolanda Adams, Billy Preston, Marc Anthony, Natalie Merchant, James Gandofini, Edie Falco, Dustin Hoffman, Ben Stiller, Steve Buscemi, Rufus Wainwright, Robert Schwartzman

この日「イマジン」を歌ったのは女性ゴスペル・シンガー、ヨランダ・アダムスさん with ビリー・プレストン氏。最後はもちろん「Give Peace a Chance」大合唱。この日の動画でYou Tubeで見れるのは…

Jealous Guy by Lou Reed
ジョン楽曲でわたくし的に3本の指に入る名曲。ルー・リードさんが歌うとちょっと怖い(笑。紹介役がこれまたわたくし大好きな個性派俳優スティーヴ・ブシェミ氏(「パルプ・フィクション」「デスペラード」「コン・エアー」「アルマゲドン」「モンスターズ・インク」のランドールなどなど)ってのがシブい!Wikiによるとこの人、『売れる前は、昼間は消防士として働き、夜はスタンダップ・コメディの舞台に立っていて、現在でもボランティアで消防士としての活動を続けていて、911テロの際、世界貿易センタービル(ツインタワー)の瓦礫の山の中、昔着ていた消防士の防火服を着て、救出作業する彼の姿が目撃されていて(なぜ昔の防火服を着てる男がいるのか、他の消防士が疑問に思い、ヘルメットの中の顔を覗くとスティーヴ・ブシェミだったそうである)』だそーな。かっこいいぞ。

Strawberry Fields Forever by Cyndi Lauper
シンディ・ローパー嬢によるSFF。これはセントラル・パークにある「イマジンの碑」からの中継?これのマウスパッド持ってる(笑。背後にたたずむのは被災を逃れた在紐育の幸運なビーヲタな方々?

This Boy by Sean Lennon, Rufus Wainwright, Robert Schwart
ショーン君と、2001年の米ドリームワークス作のアニメ映画「シュレック」で、印象的な場面に流れてたレナード・コーエン作の名曲「Hallelujah」を挿入曲としてカヴァーして歌っていた90年代デビューの人気SSW、ルーファス・ウエィンライト君と、1999年ソフィア・コッポラの初監督作品「ヴァージン・スーサイズ」にも出演しているシンガー&俳優のロバート・シュワルツマン君、によるハーモニー。うーむ…そんなにみんなで真剣に歌われても(笑。

そして、2001年10月20日。我らがポール・マッカートニー卿の呼びかけでマジソン・スクエア・ガーデンにて「The Concert For New York City」が開催されました。復旧に尽力しているニューヨーク市内の何千人もの消防署、警察、救助隊員とその家族が招待され、夜8時から約5時間、英国勢を含む多数のビッグ・ネームが集結し演奏やスピーチを披露。その模様は米国のケーブル・テレビ局VH1とラジオ各局で全米中に生放送され、インターネットではA.O.Lが配信しました。収益は「Twin Towers Fund(世界貿易センター基金)」に寄付。詳細は英文Wikiのここ 。オフィシャルサイトはここ 。主な参加メンバーは…

Paul McCartney, Mick Jagger with Keith Richards, The Who, David Bowie, Elton John, Eric Clapton, Bon Jovi, Jay-Z, Destiny's Child, Macy Gray, Marc Anthony, The Backstreet Boys, India.Arie, James Taylor, Billy Joel, Melissa Etheridge, Five for Fighting, Goo Goo Dolls, John Mellencamp with Kid Rock

Speakers
Jim Carrey, John Cusack, Michael J. Fox, Denis Leary, Meg Ryan, Rudy Giuliani, Joe Torre, Susan Sarandon, Richard Gere, David Spade, Julia Stiles, Hillary Rodham Clinton, Bill Clinton

Films
Woody Allen, Martin Scorsese, Spike Lee

ポール・マッカートニー卿は、こう語っています。『惨劇が起きた日、僕はニューヨークにいた。世界貿易センターのツイン・タワーが崩壊する瞬間を目撃した。Heatherと僕は空港の飛行機の中で座席に着いて、離陸を待っていた。突然、すべての航空機が離陸を見合わせていると機長からアナウンスがあった。僕たちが乗っていた飛行機から、煙と炎に包まれたタワーが見えた。信じられない光景だったよ』。動画をYou Tubeから…

America by David Bowie
サイモンとガーファンクルの名曲「アメリカ」を歌うデヴィッド・ボウイ氏。このコンサートのDVD見た時、これ聞いてまじ涙こぼれてしまった…

Your Song by Elton John & Billy Joel
この二人で日本に来たときも観に行ったなあ…。ピアノ系SSW英米の雄、連弾語り。

Salt of the Earth by Mick Jagger & Keith Richards
これもDVD見た時、涙あふれてしまった…。このイベントにこの曲を持ってくる。空気読めてるグリマー・トゥインズ。1968年のストーンズの傑作アルバム「ベガーズ・バンケット」結びの曲「地の塩」…。"Let's drink to the hard-working people!"

Freedom / Let It Be by Paul McCartney
Freedom (Extended) by Paul McCartney
そして、サー・ポールがこの日のために書いてきたこの曲。正直最初聞いたときは、あまりに直球ど真ん中の歌詞がちょっと…って気がしたのも事実。ある意味ジョンっぽいと言えばそうですな。ポールはこの時期、新作アルバム「Driving Rain」をリリースした直後で、最初のシングル「From A Lover To A Friend」をニューヨークの消防士と警官の家族救助基金への印税寄付チャリティ・シングルとしてリリースしています。で、このコンサート後には新たに録音した、この「Freedom」のスタジオ・ヴァージョンを英米にて同主旨でシングル・リリースしました(日本盤は、シングルとしては出てませんが、アルバム「ドライヴィング・レイン」のボートラとして初版から収録されてます)。画像左は米盤CDシングル。右は日本盤「フロム・ア・ラヴァー・トゥ・ア・フレンド」CDシングル。

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ポールの楽曲「フリーダム」に対する想いは、paul28ifさんという方のブログのここにある2005年のインタビュー翻訳記事で読めます。

で、翌10月21日、ビートルズ楽曲の版権さらわれ問題以来、関係がこじれているポールから誘われるはずもない(笑)マイケル・ジャクソン氏主催の前回ご紹介した「United We Stand: What More Can I Give?」が開催されます。デスチャとバックストリート・ボーイズは連チャンなんだね。

当時、英米他のミュージシャンたちがどういった発言をしたか…という観点ですとこのページが日本語でわかりやすくまとめてあります。

つづきも読む?


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チャリティ盤@リレー・ヴォーカルの世界69 多国籍之九 [リレー・ヴォーカル 多国籍&実演他]

さて、ここからしばらくは、2001年9月11日朝(現地時間)に米国で発生した旅客機乗っ取り自爆テロ事件関連のチャリティ盤となります。事件のあらましはWikiのここ。まずは一番有名だと思うこれ。

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WHAT'S GOING ON by ALL STAR TRIBUTE

もともとは、米国やアフリカをはじめとして世界中で蔓延するエイズ(後天性免疫不全症候群「こうてんせいめんえきふぜんしょうこうぐん」=Acquired Immuno Deficiency Syndrome=AIDS )に立ち向かうための啓蒙チャリティとして企画され、2001年の9月5日から7日にかけてニューヨークでレコーディングされた楽曲でした。が、9月11日に事件がおこり、支援先を当初の予定通りのエイズ救援機関(Artists Against AIDS Worldwideなど)の他に急遽、この事件で犠牲になられた方々と家族のための支援機関「The September 11th Fund of the United Way」も加えることになりました。主な参加メンバーは…

Christina Aguilera, Backstreet Boys, Mary J. Blige, Bono, Destiny's Child, Jermaine Dupri, Fred Durst from Limp Bizkit, Eve, Perry Farrell, Nelly Furtado, Nona Gaye, Darren Hayes from Savage Garden, Ja Rule, Jagged Edge, Alicia Keys, Aaron Lewis from Staind, Monica, Lil' Kim, Jennifer Lopez, Chris Martin from Coldplay, Patrick Monahan from Train, Nas, Nelly, *NSYNC, P. Diddy(Puff Daddy), T Boz and Chilli from TLC, Britney Spears, Gwen Stefani from No Doubt, Michael Stipe from REM, Usher, Scott Weiland from Stone Temple Pilots

「What's Going On」といえば以前ご紹介した、アルメニア地震救援チャリティで英国R&B系のアーティストたちが1989年にカヴァーしてましたが、今回のは米国のそっち系の方々主導。クリスティーナ・アギレラ 、バックストリート・ボーイズ、デスティニーズ・チャイルド、イン・シンク、ジェニファー・ロペス、ブリットニー・スピアーズ、そして毎度おなじみU2のボノなどなどビッグネームが多数参加しています。ことのなりゆきや内容は、発売元のソニーミュージックさんのサイトが詳しいのでご興味があればご覧ください。

5インチCDシングル仕様で全9ヴァージョン収録。

1. Dupri Original Mix (4.20) 
2. The London Version (3.57)
3. Moby’s Version (4.36)
4. Fred Durst’s Reality Check Mix (5.15)
5. Mangini/Pop Rox Mix (5.49)
6. Mick Guzauski’s Pop Mix (4.09)
7. Dupri R&B Mix (4.45)
8. The Neptunes This One’s For You Mix (5.00)
9. Junior Vasquez’s Club Mix (9.37)

各ヴァージョンでシンガーのリレー順がけっこう異なります。Track1のオリジナル・ミックスのPVは、You Tubeのここ。911発生当時の生々しい映像がたくさん使われていて胸が痛みます。Track7のR&B Mix のPVは、You Tubeのここ。こちらはスタイリッシュで超クールな映像。本来の目的であった対AIDS用に作られたようです。HIPHOP系にはぜんぜん疎いわたくしですが、そんなの関係なくカッコイイ動画です。

911についてはこの日にわたくしもちょっと触れました。また、この後もこの関連がつづきますので、事件についてのあれこれは追って、とゆーことで、今回は「What's Going On」という楽曲についての個人的な思い出を少し…

洋楽を盛んに聴いていた頃、わたくしの興味はもっぱら英国に向いていて、米国のポップスは、ヒットチャートもので興味を惹かれたものをちょこちょこ聴く、という態度でした。とくに米国ブラック・ミュージック系は「うまくてあたりまえ」みたいな、ミョーな逆差別感(笑、がありまして、この「What's Going On」という楽曲もヒット・チューンとして知ってる、程度のもんでした。

で、この歌が「ひょっとして凄く意味深い楽曲なんじゃないか」と気づかせてくれたのが、いとうせいこう氏が1989年にリリースした「MESS/AGE」(下記画像)というアルバムに収録されてた日本語ラップ版のカヴァー・チューン。当時確かFMラジオで流れた「噂だけの世紀末」という楽曲(ミレニアムまでまだ10年もあるこの時期に、ミレニアム騒動の滑稽さをズバリ描写した傑作)を耳にしてカッコいいなと思い買ったアルバムです。「日本初の本格的なラップ・アルバム」みたいな紹介のされ方をしてたんじゃなかったけかな。ラップとかで飛びつくわたくしではなかったですが、80年代中頃に佐野元春氏の「VISITORS」を聴いて、こーゆー日本語詞のノセ方もアリだな、と思ってましたんで、そんな流れで買ったんだと思います。

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で、いとう氏のかなり意訳している(と言っても本質は突いている)ヴァージョンを聴いた後、この歌のオリジナルでは、実際どんなことを歌っているんだろうと思っていろいろ調べた(ネットは無かったんで文献とかあたって)結果、この楽曲の歴史的な位置とか意味づけとか、つまり偉大さを遅ればせながら認識した(汗、という次第でした。今はもちろん、マーヴィン・ゲイ師匠のアルバムちゃんと持ってます(笑。

「MESS/AGE」も、ジャケのデザインは変わってますが再発されているようなので、HIPHOP疎いわたくしが言うのもナンですが、そっち系好きの方にはオススメです。現在でも、日本語のラップとして充分レベル高いんじゃないかなあ…
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