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C@R122 豪州 Twelve Days of Christmas (2004) [リレー・ヴォーカル 豪州]

2004年の暮れ、オーストラリアのミュージシャンや俳優、スポーツ選手らが集まって、オーストラリアの子供たちへのスポーツ振興チャリティのためにリリースされた楽曲。

Dream01.jpgDream02.jpg

Twelve Days of Christmas by DREAMTIME Christmas All-Stars

中心になったのは、David Peachey氏というオーストラリア出身のプロ・ラグビー選手。2007年まで現役だったようです。参加メンバーは、豪州ローカルでは大人気のミュージシャンたちなのでしょーが、残念ながらわたくし知らない名前ばっか。豪州で人気のタレント発掘TV番組「Australian Idol」がらみのシンガーさんが多いようです。

Shannon Noll, Human Nature, Cosima, Jimmy Barnes, Zinc, Rob Mills, Amity Dry, Tahyna Tozzi, Kyle, Katie Underwood, Bob Downe, Shakaya, Bobby McLeod, Todd Williams, Glen Skuthorpe, Matty Johns

楽曲は、日本ではそれほどではありませんが、欧米などクリスチャン・デフォルトの国々では超有名なトラッディッショナル・クリスマス楽曲=「クリスマスの12日」。12月25日から12日間、恋人がくれたものを数え歌方式に変拍子ビシバシで淡々と歌う、なかなか楽しい歌です。このページ→http://homepage2.nifty.com/tori-hide/xmasday53.htm とか詳しいです。

DREAMTIME Christmas All-Starsでのヴァージョンは、動画も音源もネット上にみつからない。ピアノ伴奏でまあ普通にみんなでリレー&合唱してます。この楽曲知らない方用に、ようつべ漁って有名どころの同曲動画探してみたけども、この曲って替え歌ばっか(いぢりやすそーな歌詞だからさぁ)でオリジナル歌詞のものってーと、合唱団ものか、お子さま向けばっかで手こずった結果、とりあえずこれを→http://www.youtube.com/watch?v=9iw3GGhhHnU 「世界三大テノール」のプラシド・ドミンゴ氏と「北欧のクリスタル・ヴォイス」シセル嬢とのヴァージョンです。

上記画像5インチCD=型番=豪州EMI 8764402 。4曲入りで、Cosima, Katie Underwood, Amity Dry, Bonnie Eick の女性陣がピアノ+合唱隊をバックにリレーするジョン・レノン御大の名曲「Happy Christmas (War is Over)と、豪州プロ・ラグビー・リーグの元選手で現人気解説者=Matty Johns氏が、豪州では著名であろうラグビー選手、関係者らをコーラスにしたがえて歌う「Santa Claus is Comin' to Town」、そして豪州人気DJ=Pee Wee Ferris氏がリミックスした表題曲の別オケ・ヴァージョン=「Twelve Days of Christmas (Pee Wee Ferris Remix)」が収録されています。メイキングを含むDVDも豪州でリリースされている模様。

今回ぜんぜんこのチャリティ楽曲参加者の方々についてご紹介できなかったんで、ググり中に見つけたわたくし好みなこのおねーさんのお姿を最後に。Katie Underwood嬢のせくしーなやつ→http://www.youtube.com/watch?v=L-baJ7LdCJE
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C@R113 豪州 The Garden (1985) [リレー・ヴォーカル 豪州]

つづいてもチャリティ盤@リレー・ヴォーカルの世界08.5 他各国で詳細不明だった1985年のアフリカ飢餓救済チャリティ楽曲、オーストラリア編。

aut01.jpgaut02.jpg

The Garden by Australia Too

7インチ・アナログ・シングル盤を海外オクでゲット。みつけたことに舞い上がって出品写真をよく見てなかったわたくしが悪いのですが、オーストラリアから現物手元に来たら、ジャケ左上に油性黒マジックで大きく書き込みありました(涙。おそらく放送局の管理番号かなんか。3米ドルくらいだったから、まいいかと…なので上記画像左側の表ジャケ同部分はフォトショでレタッチしてます。カタログ・ナンバーは、EMI/Albert AP.1568。 参加メンバーは…

Laurie Allen, Dave Allenby, Serina Andrew, Johnny Ashcroft, Lisa Barnum (Vitabeats), Kevin Bennett (Moiving Pictures), Keith Blinman, Bobby Bright, Allan Caswell, Stuart Cowell, Smoky Dawson, Leanne Douglas, Pat Drummond, Jon English, Mort Fist, Renee Geyer, Eric Grothe, Mick Hamilton, Alan Hawking, Wayne Horsburgh, Bob Hudson, Marc Hunter (Dragon), Karen Johns, Dan Johnson, Col Joye, Genni Kane, Gay Kayler, Jan Kelly, Kevin King, Sally King, Anne Kirkpatrick, Roger Knox, Vic Lanyon, Darcy Leyear, Rose Marie, Lawrie Minson, Mike McClellan, Nev Nicholls, Sharon O'Neill, Doug Parkinson, Gordon Parsons, Reg Poole, Cowboy Bob Purtell, Bruni Riley, Doug Rowe, Alex Smith (Moving Pictures), Terry Smith, Ivy Somerfield, Don Spencer, Jean Stafford, Judy Stone, John Swan (Swanee), Buck Taylor, Kathy Thomson, John Wallis, Manny West, Sand Williams

musicians
Charlie Boyter, Bob Butler, Roger Corbett (Bushwackers), Jim Duke-Yonge (Bullamakanka), Russel Dunlop, Tommy Emmanuel, Phil Emmanuel, Mick Hamilton, Marcus Holden, Leon Isackson (Mighty Guys), Paul Jenkins (Bullamakanka), Johnny Marshall, Lawrie Minson, Mike McClellan, Hugh McDonald (Redgum), Doug Rowe, Ian Simpson (Flying Emus), Darcy Wright

楽曲を書いたのはAllan Caswell氏。1960年代前半からオーストラリアで活躍しているカントリー系シンガー・ソングライターだそうで、人物紹介サイトはこことか→http://www.shoestringrecords.tv/Singersongwriterseries/allancaswell/caswellindex.html
参加メンバーでわたくし的になじみがあるのは、ムーヴィング・ピクチャーズ(Moiving Pictures)くらいかな。1980年代前半、"What About Me "http://www.youtube.com/watch?v=OzQKECQgjW8 のヒットは、「芝生斜面で小さくジャンプしてる赤い服来たおさげ髪の女の子」のジャケとともに覚えてます。あとは…シャロン・オニールって女性シンガーも当時TVでプロモ見たよーな。他の方々は知りません。

以前ご紹介時には、PVのほんの一部分だけでしたがようつべにあったんすけど、ずいぶん前に削除されてしまいました。その後はどの動画サイトにものったことないと思う。去年の暮れにオーストラリアのブロガーの方がhttp://ozziemusicman.blogspot.com/2008/12/post-17-australia-too-garden.html でこの楽曲を取り上げています。ここでも動画のうぷはありませんがこのブログ、ある場所をナニしてナニすると、この楽曲のMP3が落とせますんで、ごキョーミある方は自己責任で。

曲調は、ピアノ4つ打ちの典型的なスローバラード。普通に良い曲。荒れ果てた荒野(心)を緑あふれる庭に(善意で)変えていこーじゃないの、って主旨の歌です。この曲がA面で、B面も同じメンバーによるリレー・ヴォーカル楽曲。

One Family World by Australia Too

いかにもなタイトルのこの楽曲を書いたのは、Slim Dusty氏。これまた大ベテランのカントリー系シンガー・ソングライターで、WIKIにも記述ありました→http://en.wikipedia.org/wiki/Slim_Dusty
こちらの曲調は、いきなり大合唱で始まる、軽快なカントリー・ミュージック。途中ヨーデル風な合いの手も入る明るい曲です。オーストラリア人てカントリー音楽好きなんすね。そう言えば1970年代前半にブレイクしたオリヴィア・ニュートン=ジョン嬢(英国生まれ豪州育ち)も出たての頃はカントリー風味でしたっけ。

これら2曲の楽曲による収益はすべて『Australian Freedom for Hunger Campaign』に寄贈される、とジャケ裏に明記されています。

参加メンバーの数が同時期の他国の同種プロジェクトにくらべてかなり多いですし、たぶんオーストラリア国内的には「一大プロジェクト」だったのでしょうけど、当時活躍していて日本でも名の知られていたオーストラリアン・ミュージシャン、たとえばAC/DCとかカイリー・ミノーグ嬢とかリック・スプリングフィールドさんとかメン・アット・ワークとかエア・サプライとか…の参加がないんで、わたくし的には今一地味な印象が否めない感があります。実力派有名選手がみんなメジャーに行ってしまった、最近の日本プロ野球オールスターゲームみたいな…

最後に、なんでもおちょくるモンティ・パイソンのこれを。オーストラリアは19世紀末までイギリスの植民地で、罪人の流刑地でもありました。そこから連想されたオーストラリアンのイメージ=流された罪人はほとんどがごつい男。だからマッチョ。で、いつもビール飲んで、原住民をイジめてる。そんなマッチョで粗野なオーストラリアンの「大学哲学科教授たち」のスケッチです。この真ん中でギター弾いてんのはニール・イネス師匠だよん…
http://www.youtube.com/watch?v=eE7Fe1cGLPk

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