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2009-08-06 [雑感]

大原麗子さんが亡くなってしまったそうです…なんか孤独死っぽい…
一昨年の山口小夜子さんも思い出してまふ…

わたくしがその昔、おまけに付くポスターを欲しいがゆえ、アルバム楽曲の内容なぞ不問でおこづかいはたいて買ったLP。ジャケ買いじゃなくて、特典買いを初めてやったLPでした…あの一メートル近い、大原さんが薄黄色なサマーセーター着ている四隅画鋲跡だらけのポスター、たぶんまだレンタル倉庫に眠っているはず…明日回収しに行こう…

ご冥福を心よりお祈り申し上げます…

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2009-05-03 [雑感]

またひとり、わたくしにとってのカリスマさんが逝ってしまいました…

お別れは突然やってきて…かなり呆然なんすが…

…………
スローバラード
わかってもらえるさ
よごれた顔でこんにちは
君が僕を知ってる
Oh,Baby
ヒッピーに捧ぐ
いい事ばかりはありゃしない
…………

早すぎるぜ…きよしろー…

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ピンク・フロイドのリック・ライト氏逝去…  [雑感]

昨日の朝起き抜けにネット覗いて知りました。現地時間9月15日、癌のため65歳で永眠されたそうな。

わたくしが洋楽(というかビートルズとそれ的音楽)にのめりこんで数年の1970年代前半に、「狂気(The Dark Side of the Moon)」という後世に語り継がれる傑作アルバムを発表したピンク・フロイド。その頃同学年洋楽好き友達に「これいいから」って無理やり聞かされたのが「狂気」。当時、ビートルズやウイングス、バッドフィンガー、ラズベリーズ、T-レックス、ギルバート・オサリヴァン、スージー・クワトロなどなどに耳慣れていたわたくしの耳での第一印象は、「なんかもったいぶってるつーか、エラそーにしてる無駄に長い音楽だなあ」(笑。でも、なんか心にひっかかるとこがあったんでしょう。その友達が揃えて貸してくれた「原子心母」「おせっかい」「ピンク・フロイドの道」とかをカセット・テープに落としてよく聞いてました。『プログレッシヴ・ロック』ってジャンルを知り、その後、イエス、EL&P、フォーカス、ルネッサンス、PFMなどなどを好んで聞くよーになったのも考えてみればフロイドと、彼らを教えてくれたその友達のおかげです。

今にして思うと、フロイドのサウンドに聞きなじみのある雰囲気=EMI/アビイ・ロード・スタジオの音を感じて親近感を持ったのかも。デビューしたてのフロイドのメンバーがビートルズのレコーディングを見学に来た時、ラリってたジョン・レノンが「おまえら俺らの音楽盗みにきたんだろ!」と毒づいたってエピソードは、確かハンター・デイヴィス著の伝記で読んでた。初期のプロデュース
があのノーマン・"ハリケーン"・スミス氏だったり、「狂気」のバック・コーラスにアップル・レーベル・アーティストのドリス・トロイ嬢が参加していたり。クリス・トーマス氏もからんでたっけね。

で、当時から45回転17センチ・シングル盤ラブだったわたくしは、ピンク・フロイドの日本盤シングルも集めました。「エミリーはプレイガール」はさすがにみつけられませんでしたが、「光を求めて」「ナイルの歌」(ジャケが2種類ある)、「夢に消えるジュリア」「青空のファンタジア」「フリー・フォア」…。いろんな町のレコード屋さん(中古屋さんはまだあんましなかった。ハンターくらい)をめぐってなんとか入手しました。当時はフロイドの日本盤ディスコグラフィとかないし、ミュージック・ライフの新譜情報だけがたより。これまで何曲シングル・カットされてるのかもわからなかった状態での探索でした。

これらフロイドの70年代初期シングル曲は、聞いてみるとどれもキャッチーで良い曲ばかりです。例のブッチャーさんがらみで有名な「吹けよ風、呼べよ嵐」(これだけはどこのレコード屋さんにも置いてあった)はともかく、サイケ幻想系の「光を求めて」「青空のファンタジア」、ハードロックな「ナイルの歌」、トラッド・フォークな「夢に消えるジュリア」(サザンオールスターズが「夢に消えたジュリア」って曲を数年前に出してましたな、曲調違うけど)、カントリー風ハードロック「フリー・フォア」。ラジオ・チャート的にはぜんぜんヒットしてませんけど、今聞いてもなんかワクワクします。各盤のカップリング曲も含めてわたくし、今でもこれらAB面楽曲で焼いたCDたまに聞いてます。

で、これらのシングル曲の中で一番好きだったのが、「夢に消えるジュリア」のB面曲だった「サマー'68」。1968年英国シングル発売曲をA面曲にして、1970年発表の「原子心母」収録曲とのカップリングで1972年に来日記念盤シングルとしてリリースってのも東芝どーよ?とか今になっては思いますけど、当時「原子心母」はダビング・カセットしか持っていなかったわたくしにとっては、このシングル盤かなりのへヴィ・ローテションでした。そして、この楽曲を書いて歌ってたのがリック・ライト氏。

「サマー'68」 http://uk.youtube.com/watch?v=8Ops2nNSVa4

なんかほんとブりテイッシュって感じでしょ。哀愁があってドラマティックかつエキセントリック。後のXTCとかにも通じる…

結局フロイドをちゃんと聞いてたのは「ザ・ウォール」まででした。その前の「アニマルズ」からみょーに歌詞の説教臭さが鼻について嫌になった。「炎」は大好きだったんだけんども。その後のメンバーが離れたりくっついたりしつつエンタメ・ショービズ巨大化したフロイドにはぜんぜん興味持ててません…

てなわけで、画像をひとつ貼りたいんですが、上記日本盤シングルは、後日の過酷なビートルズ関連レアレコ収集トレード要員としてすべて放出されてしまいました(涙、ので、あとフロイド関連のレアもん持たないんで(映画「モア」のパンフがあったはずなんだけどみつかんない)、わたくしがフロイドのLPとしては最初に買った(上記理由ゆえ有名どころはほとんどカセット・ダビですませてた(汗。これ持ってる友達いなかった(笑)「ウマグマ」米盤の内ジャケからリック氏のお姿。ジョージ・ハリスン師じゃないすよ、念の為。

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リック・ライト氏のご冥福を心からお祈り申し上げます。

…Mr.Richard William Wright , Rest in Peace…

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