チャリティ盤＠リレー・ヴォーカルの世界71 中南米之弐 [リレー・ヴォーカル 中南米]
El Ultimo Adios by Various Artists
2001年9月27日にベーシック・トラックをマイアミで録音、その場に来られなかったラテン系大物アーティストを追ってテープがニューヨークからミラノ、リオ・デ・ジャネイロ、マドリッド、メキシコなどなどを駆け巡り歌声がダビングされて完成。事件の約一か月後の10月中旬にリリース、全米ラテン・チャート最高位3位。
インナーにはフル・オーケストラの全メンバーを含めて膨大な人数の参加メンバーがクレジットされてます。その中からVocalsとしてクレジットされている方々のみ…
Ramiro, Alvaro Torres, Marcos Llunas, Intocable, Abraham Quintanilla III, Tito Puente Jr., Soraya, Shakira, Bobby Pulido, Jaci Velasquez, Grupo Límite, Marco Antonio Solís, Ana Bárbara, Gian Marco, Pilar Montenegro, Charlie Zaa, Ricardo Y Alberto, Patty Manterola, Cruz Martinez, Ley Alejandro, Melina León, Elvis Crespo, Los Tigrillos, Carlos Ponce, Gustavo Angel, Luis Fonsi, Beto Cuevas, Alicia Villarreal, Adolfo Ángel, Andrew Maes, Christina Aguilera, Jennifer Lopez、Alberto Zapata, Grupo Control, Los Kumbia Kings, MDO, Jorge Hernández, Eduardo Verastegui, Tommy Torres, Shalim, Maria Bestar, Jason Cano, Francisco Bautista, Katya Bakas, Sarah Batts, Ashley Blackwell, Yuri Miguel Bosé, Bowen Tutiven Samanth, Carlie Burdette, Adam Cahill, Roxanne Capparelli, Arly Lian Costa, Samantha DuBarry, Juan Sebastian Eraso, Guadalupe Garcua, Lacey Irl, Gillian Kraus Neale, Ley, Rebecca Longtemps, Lexi Moore, Jocelyn Nuñez, Lanie Prieto, Jose Luis "El Puma" Rodriguez, Dayelin Roman, Tanisha Segarra, Todos Unidos, Brittany Tombley, Emmanuel Franciscò Vasquez, Paco Vasquez, Ricky Muñoz, Jon Secada, Chayanne, Franco De Vita, Emmanuel, Luis Enrique, Ricky Martin, Lucia Mendez, Ricardo Montaner, Gilberto Santa Rosa, Alejandro Sanz, Thalía, Los Tigres del Norte, Wilkins, Yuri, José José, Carlos Vives, Paulina Rubio. Olga Tañón, Celia Cruz, Alejandro Fernández, Ana Gabriel, Limi-T 21, Rey Ruiz, Juan Luis Guerra, José Feliciano, Gloria Estefan
凄い人数。大半が知らない方々…（汗。って言うか知ってるのは、シャキーラ、クリスティーナ・アギレラ、ジェニファー・ロペス、リッキー・マーティン、ホセ・フェリシアーノ、グロリア・エステファンくらい。動画は、You Tubeのここで見れます。
以前ご紹介したラテン系＠リレー･ヴォーカル「CANTARE, CANTARAS」 と趣を変えて、フル・オーケストラの壮大な音にのせて粛々と歌い上げる哀切感漂うバラードです。ワンコーラスめの歌い出しがリッキー・マーティン、ツーコーラスめはジェニロペ、サビはシャキーラですな。間奏のギターソロは聴けばすぐにわかるこの音色＝ホセ・フェリシアーノ御大。タイトルを英訳すると「The Last Goodbye」。この事件で無念にも亡くなられてしまった方々への鎮魂歌という感じで心に沁みます。ここに英語詞がありますんで、ご興味が あれば読んでください。
この5インチＣＤ（上記画像は、スキャンしたらオレンジ色なのに赤っぽくなったんで、実物に近づけようと色調補正してたら緑が強すぎになってしまった…）には、リレー･ヴォーカルの1. All Star Version、この楽曲の作者の一人、Jon Secada氏が英語詞で歌う2. The Last Goodbye Version、Arturo Sandoval氏のトランペットがメロを奏でる3. Instrumental Version、この楽曲のもう一人の作者、Gian Marco氏が歌う4. Gian Marco Versionの4ヴァージョン収録されています。
チャリティ盤＠リレー・ヴォーカルの世界18 中南米 [リレー・ヴォーカル 中南米]
えーと、チャリティ盤＠リレー・ヴォーカルの世界08.5 他各国でご紹介したわたくし未入手盤、CANTARE, CANTARAS （I Will Sing, You Will Sing) by HERMANOS の12インチをめでたく海外オクで入手しました。けっこうジャケ、盤ボロボロのメキシコ盤ですが（笑
CANTARE, CANTARAS （I Will Sing, You Will Sing) by HERMANOS
実物を手にしてわかったこと。
★曲作りとプロデュースにアルバート・ハモンド(Albert Hammond) が関わっていること。アルバート・ハモンドと言えばこれですな。
★バック・ミュージシャンに、クラプトンとの仕事で有名なネーザン・イースト(Nathan East)、グレッグ・フィリゲンス(Greg Phillinganes) がいること。デヴィッド・フォスター（David Foster) も参加してます。
★収益はアフリカ飢餓のためだけではなく、ラテン・アメリカやカリビアンの食料や薬剤を必要としている子供たのためにも、ユニセフを通じて寄付されるということ。
★裏面はハーブ・アルパート(Herb Alpert)作、演奏のアフリカンチックなインスト曲 "FUEGO AFRICANO (African Flame)" 。
もう一度参加シンガーをジャケ表スキャンでどうぞ。
アイリーン・キャラ (Irene Cara)とかヴィッキー・カー(Vikki Carr)、マイアミ・サウンド・マシーン(Miami Sound Machine)もいたのね。ロベルト・カルロス(Roberto Carlos) って人は、あのブラジルのサッカー選手ではなくて、グラミー賞ベスト・ラテン・ポップ・アルバム賞も1989年にとった、サッカーのロベルトより32歳年上のブラジリアン・シンガーです。
そんなこともふまえつつ、もう一度プロモビデオ、You Tubeの ここをどうぞ。
ホセ・フェリシアーノのギターソロがかっこいい。ラテン系のポジティヴなノリって、自分がぜんぜんそーゆータイプでないので逆に、見てると凄く惹かれるものがありますです。
