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チャリティ盤@リレー・ヴォーカルの世界79 FREE TIBET!2 [FREE TIBET]

チベット関連のチャリティものを調べてたら、「チベタン・フリーダム・コンサート」の他にも地道につづけられているプロジェクトが米国にありました。1987年に米国コロムビア大学の教授=ロバート・サーマン(Robert Thurman=映画「キル・ビル」の主演女優ユマ・サーマン嬢のお父さん)とハリウッド人気男優リチャード・ギア(Richard Gere)、そしてクラシック畑の現代音楽家として、また映画音楽の仕事でも著名なフィリップ・グラス(Philip Glass)という、いずれもダライ・ラマ14世に傾倒している3氏が中心となり、ダライ師の意を受けてニューヨークで立ち上げた、チベットの文化や思想を世界にアピールする団体組織「Tibet House」。現在は仏教徒のシンジケートとしてドイツやメキシコなど各国に支部があります。

1989年から、フィリップ・グラスが中心となり「Tibet House U.S」の主催でチベット暦の新年を祝うベネフィット・コンサートとディナーパーティを米国で開催。1994年からは、ニューヨークにある由緒正しいカーネギー・ホールに場所を移し、有名ミュージシャンと新進アーティスト、そしてチベットのミュージシャンらによるTibet House benefit concert がつづけられてきました。オフィシャルでのCDやDVDのリリースが無いので、知る人ぞ知る的イベントだったようですが、近年のインターネット普及によって、いくつかのライヴ動画を見ることもできるようになりました。Tibet House U.S.の公式ページに、現在までのコンサートの参加メンバーとセットリストを載せているページがありましたんで、そこからご紹介していきます。

1992年3月2日ニューヨークのTown Hallでの開催。
Philip Glass, Henrich Harrer, Robert A.F. Thurman Gyoto Monks

公式ページによると2008年の開催で第18回目ということなので、この前に1回開催されているのかな?この年はほぼチベタンの民族音楽の披露だったようです。

1993年2月24日この年もTown Hallでの開催。
Laurie Anderson, Allen Ginsberg, Philip Glass, Nawang Khechog, Ganden Shartse Monks

米国1950年代ビート・ジェネレーションを代表する詩人・作家の故アレン・ギンズバーグ氏がポエトりー・リーディングでこの年以降も数年参加。前衛パフォーマンス・アーティストのローリー・アンダーソンさんも歌とパフォーマンスを披露。ほぼレギュラーに出演。

1994年2月10日この年からCarnegie Hallでの開催。
Allen Ginsberg, Philip Glass, Spalding Gray, Richie Havens, Nawang Khechog, Natalie Merchant, Paul Simon, The Roche Sisters (Maggie, Terre, Suzzy)

リッチー・ヘヴンス、ポール・サイモン登場。ファイナルはリッチー・ヘヴンスの「Freedom」合唱。動画は1969年のウッドストックから。

1995年2月28日
David Byrne, Jimmie Dale Gilmore, Allen Ginsberg, Philip Glass, Spalding Gray, Gyoto Monks, Katell Keineg, Ashley MacIsaac, Natalie Merchant

元トーキング・ヘッズのデヴィッド・バーン登場。ナタリー・マーチャント嬢は10,000 Maniacsにいた女性シンガー。

1996年2月19日
Laurie Anderson, Dadon Dawadolma, Allen Ginsberg, Philip Glass, Emmylou Harris, Richie Havens, Natalie Merchant, Patti Smith

エミルー・ハリス嬢、パティ・スミス姐御登場。この年のはセットリストが無いので詳細不明です。Dadon Dawadolmaって人は、チベットでもっとも成功している女性ポップス・ミュージシャン(シンガー)だそーな。

1997年2月17日
John Cale, Billy Corgan,, Alan Ginsberg, Philip Glass, Ben Harper, Nawang Khechog, Yungchen Lhamo, Natalie Merchant, Patti Smith, Michael Stipe, Drepung Loseling Monks

スマパンのビリー・コーガン、R.E.M.のマイケル・スタイプなど「チベンタン・フリーダム・コンサート」との掛け持ち組も増えてきました。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの創立メンバー、ジョン・ケイルの名前も。この年から現在までファイナル楽曲はほぼ、パティ・スミス1988年の名曲「People Have the Power」(動画はプロモ)のAll Artistsヴァージョンとなりました。このイベントの実質的テーマ・ソングになっているようです。

1998年3月9日
John Cale, Sheryl Crow, Dadon Dawadolma, Philip Glass, Angelique Kidjo, Yungchen Lhamo, Live: Ed Kowalczyk, Chad Taylor, Natalie Merchant, Patti Smith, Caetano Veloso, Drepung Loseling Monks

シェリル・クロウ嬢登場。アンジェリーク・キジョー嬢やナタリー・マーチャント嬢とコラボした模様。

1999年2月22日
Trey Anastasio, Shawn Colvin, Philip Glass, Peter Kater, Cibo Matto, Foday Musa Suso, REM: Michael Stipe, Mike Mills, Peter Buck, Patti Smith, Chaksam-Pa

Phishのトレイ・アナスタシオ、チボ・マット登場。ということはショーン君も参加だね。R.E.M.もバンドで参加。

2000年2月5日
Trey Anastasio, David Byrne, Philip Glass, Nawang Khechog, Angelique Kidjo, Ashley MacIsaac, R. Carlos Nakai, Virginia Rodrigues, Patti Smith, Rufus Wainwright, The Gomang Monks

メンバーが固まってきた感じ。R. Carlos Nakaiっていう日系ぽい名前の人は、ネイティヴ・アメリカンの民族笛奏者だそうな。

2001年2月26日
David Bowie, Dana Bryant, Philip Glass, Emmylou Harris, Rahat Nusrat Fateh Ali Khan, Nawang Khechog, Dave Matthews, Natalie Merchant, Moby, Patti Smith, The Drepung Gomang Monks

デヴィッド・ボウイ登場。「Heroes」と、デラム時代のファースト・アルバムに収録されていたチベットの子供たちのことを歌った「Silly Boy Blue」を披露。バック・メンバーにトニー・ヴィスコンティの名前も。

2002年2月22日
David Bowie, Ray Davies, Bebel Gilberto, Philip Glass, Nawang Khechog, The Kronos Quartet, Patti Smith, Marc Anthony Thompson-Chocolate Genius, Adam Yauch, Drepung Gomang Monks

レイ・ディヴィス登場。キンクスのエヴァー・グリーン「Celluloid Heroes」と 「All Day and All Night 」を披露。ビースティ・ボーイズのアダム・ヤウクも登場。ベベウ・ジルベルト嬢はあのボサノバの神様、ジョアン・シルベルトの娘さん。

2003年2月28日
Laurie Anderson, David Bowie, Ray Davies, Philip Glass, Angelique Kidjo, Ziggy Marley, Lou Reed, Rufus Wainwright, Tsering Wangmo, Drepung Gomang Monks

ルー・リード登場。ジョン・ケイルはいませんが、ボウイはいます。ジギー・マーレイ嬢も初登場。ボウイとレイ・ディヴィスのコラボによる「Waterloo Sunset」。ハモってる。これは激レア。眼福。

2004年2月25日
Bright Eyes, David Byrne, Philip Glass, Nawang Khechog, Angelique Kidjo, Keb' Mo', Yo La Tengo, Tashi Lhunpo Monks

往年のSSWの継承者と目されるブライト・アイズ、ブルース・シンガー兼ギタリストのケブ・モと、当時売り出し中の中堅どころと既出組の年。

2005年2月9日
The Black Keys, Ray Davies, Nelly McKay, Marc Anthony Thompson, Trey Anastasio, Philip Glass, Antony, Lou Reed, Patti Smith

この年のレイ・ディヴィスは「Village Green Medley」 「Sunny Afternoon」「Lola」。ネリー・マッケイって人は2004年デビューのコメディエンヌ系女性シンガー。ファースト・アルバムのプロデューサーはビートルズのサウンド・エンジニアだったジェフ・エメリック。だからどーした(笑。

2006年3月1日
Laurie Anderson, Nawang Khechog, Sufjan Stevens, Philip Glass, Daniel Roumain, Antony, Damien Rice, Allen Toussaint

前年の夏、 ニューオーリンズに大きな被害をもたらした「ハリケーン・カトリーナ」の関係か、この年のメインはアラン・トゥーサン。ファイナルの「Yes We Can」という楽曲は、以前ご紹介した熱帯雨林関連のやつではなく、アランさんが1970年リー・ドーシー(Lee Dorsey)さんに書いた、最近では米国大統領予備選挙に立候補している民主党のバラック・オバマ氏のキャンペーン・ソングとして有名なこの曲でしょう。

2007年2月26日
Laurie Anderson, Ray Davies, Philip Glass, Ben Harper, Debbie Harry, Lou Reed, Sigur Ros, Patti Smith, Michael Stipe

デボラ・ハリー姐御初登場。レイ・ディヴィスとコラボで「Lola」も歌ったそうな。見たいなあ…動画。

2008年2月13日
Philip Glass rocked Carnegie with Band of Horses, Ray Davies, Phamie Gow, Nawang Khechog, Ashley MacIsaac, Marisa Monte, Sufjan Stevens,Tom Verlaine

テレヴィジョンのトム・ヴァーレイン初登場。このイベントはスタイリッシュなニューヨーカー系に好かれてる感じですな。今年のイベントなので動画も3つありました。レイ・ディヴィスのばかりですがここここここ

てなワケで、前回の「チベンタン・フリーダム・コンサート」シリーズとあわせてけっこうな数のミュージシャンがチベット情勢を見守ってることがおわかりいただけたでしょうか。ついでにこのセレブメッセージ動画も貼っとこ。

このプロジェクトでは、オフィシャルでCDやらが出てないんで、画像も貼るもんがないからとりあえず…

raviglass_.jpg

フィリップ・グラス氏とインドの至宝、ジョージ・ハリスンの師匠、ノラ・ジョーンズのお父さん、アヌーシュカ・シャンカールのお父さん、シタールの巨匠ラヴィ・シャンカール(Ravi Shankar)師とのコラボ、1990年発表のジョイント・アルバム「Passages」のジャケを。

FREE TIBET!


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チャリティ盤@リレー・ヴォーカルの世界78 FREE TIBET! [FREE TIBET]

突然ですが、現在進行中の中華人民共和国共産党政府による、チベット民族の抗議行動に対する暴力的な弾圧行為は、1950年、中華人民共和国解放軍の強引な侵略により制圧されてしまった、かつては独立国家であり、非暴力主義を唱えるチベット民族とダライ・ラマ法王及び現チベット亡命政府への文化・信教・人権を破壊する看過できない暴挙です。

ミュージック・シーンでは1996年から、チベット民族支援のプロジェクトによる「チベタン・フリーダム・コンサート(Tibetan Freedom Concert)」というチャリティコンサート企画が地道につづけられていました。このプロジェクトの発起人は米国HIPHOP系の人気バンド、ビースティ・ボーイズ(Beastie Boys)のメンバー、アダム・ヤウク(Adam Yauch)氏。ネパールへ旅した時にチベットの歴史と惨状を知った彼は、チベット問題をとくに世界中の若い世代にアピールするための活動拠点として、1994年リリースの大ヒットアルバム「Ill Communication」中の2曲(チベット仏教の読経のサンプリングを使用していた)の印税を元手に非営利団体として『ミラレパ基金 (The Milarepa Fund)』 を設立。ミラレパとは9~10世紀頃、今でもチベット遊牧民に愛唱されている多くの歌と詩を遺したチベットの聖人の名だそうな。その後2年の準備期間を置いて1996年に第1回の「チベタン・フリーダム・コンサート」が開催されました。

このプロジェクトによる各コンサートでは、リレー・ヴォーカル楽曲はみつけられてませんが、このプロジェクトは日本のマスコミに大きくとりあげられることもなく、ご存知の方も少ないかとも思います。リアルタイムで身近なアジア圏でおきている民族弾圧…。10数年前から、以下に挙げるように多数のミュージシャンたちがチベット民族を支援しているということからも、現(オリンピック主催を控えて自国民へのインターネット閲覧規制をしたり、外国人ジャーナリストの締め出しや国連の視察をも強固に拒絶して情報統制を敷き、真相をひた隠ししている)中華人民共和国共産党政府と、チベット民族のどちらの言い分が正しいか、おわかりいただけると思います。

てなわけで今回は、リレー・ヴォーカル云々というわたくし的ルールは置いといて、チベット民族支援コンサートの実施日時と参加アーティスト、及びYou Tubeでみつけたライヴ動画のURL を貼っておきます。

FREE TIBET NOW !  CHINESE GOVERNMENT, SHAME ON YOU!

第1回チベタン・フリーダム・コンサートは、1996年6月13日14日にサンフランシスコのゴールデンゲイトパークで開催。2日間で10万人以上の観客動員。この時の模様は「FREE TIBET Tibetan Freedom Concert 1996」というタイトルで、コンサートの模様にチベットへの弾圧の歴史や実情とを交えたドキュメント映画として1998年劇場公開されました。映画では20組のアーティストを各1曲ずつ収録しているだけで、音楽ものとして見ると物足りないかもしれませんが、チベットが抱えてる問題がわかりやすくまとめてあるので、その件に興味のある人にはかなりオススメです。映画を見ると、十数年経ってもチベットの状況は変わらないどころか、今回の一件のようにますますひどくなっていることがわかると思います。

tibe01.jpgtibe02.jpg
画像上は日本盤DVDのパッケ。下は米国盤DVD。参加メンバーは…

The Smashing Pumpkins, Chaksam-pa, Beastie Boys, A Tribe Called Quest, Pavement, Cibo Matto, Biz Markie, Richie Havens, John Lee Hooker, Red Hot Chili Peppers, Rage Against the Machine, Sonic Youth, Beck, Björk, De La Soul, Fugees, Buddy Guy, The Skatalites, Yoko Ono/Ima

チボ・マットのベーシストとしてショーン君も参加。今年3月10日のラサでの弾圧の少し前に、上海のコンサートで「Tibet Tibet」と歌ったことが話題になったビヨーク嬢ももちろん参加していて、わたくし的には彼女のパフォーマンスがこの映画でのベスト。ちなみにヨーコさんはオフステージでのコメントだけで演奏場面はなし。デザイナーのアナスイさんもコメントしてます。

第2回チベタン・フリーダム・コンサートは、1997年6月7日8日にニューヨーク、ランドール・アイランドのドーニング・スタジアムで開催。2日間5万人以上を動員。参加メンバーは…

Foo Fighters, U2, Sonic Youth, Biz Markie, Alanis Morissette, Patti Smith, The Jon Spencer Blues Explosion, Radiohead, Yungchen Lhamo, Ben Harper & The Innocent Criminals, A Tribe Called Quest, Beastie Boys, Rancid, Björk, Pavement, Blur, Michael Stipe & Mike Mills, Taj Mahal and Phantom Blues Band, De La Soul, Dadon, Chaksam-pa, Nawang Khechog, The Mighty Mighty Bosstones, Eddie Vedder & Mike McCready, KRS-ONE, Noel Gallagher, Porno for Pyros, Lee Perry featuring Mad Professor & the Robotiks Band

U2やパティ・スミスといったベテラン勢も参加。また、前年に引き続き渋めの大御所ブルースメンが出てくるのもこのコンサートの特長らしく、この年はタジ・マハール氏。アラニス・モリセット嬢のステージ動画が見たいなあ。

第3回チベタン・フリーダム・コンサートは、1998年6月13日14日に米国の首都、ワシントンD.C.のRFKスタジアムで開催。2日間で12万以上を動員。参加メンバーは…

Beastie Boys, Radiohead, R.E.M., Sean Lennon, Mutabaruka, Money Mark, A Tribe Called Quest, Dave Matthews Band, Sonic Youth, Nawang Khechog, Wyclef Jean, Herbie Hancock and the Headhunters, Buffalo Daughter, KRS-ONE, The Wallflowers, Blues Traveler, Live, Pearl Jam, Luscious Jackson, Red Hot Chili Peppers, Chaksam-pa, Pulp

この年は、初日に落雷のハプニングがあり、出演予定だったKraftwerk やBeckのステージがキャンセルになってしまったそうな。REMとレディオヘッドのコラボが見所。

第4回チベタン・フリーダム・コンサート Free Tibet '99は、1999年6月13日、世界4ヶ国(米国ウィスコンシン州、オランダはアムステルダム、オーストラリアのシドニー、東京)での同時開催。4会場で約5万人を動員。

米国の会場は、中西部に位置するウィスコンシン州のイースト・トロイにあるAlpine Valley Music Theatre。参加メンバーは…

Run DMC, The Cult, Beastie Boys, Blondie, Tracy Chapman, The Roots, Live, Eddie Vedder, Otis Rush, Cibo Matto, Handsome Boy Modeling School, Rage Against the Machine, Wu-Tang-Clan, Chaksam-pa

ヨーロッパでは、オランダのアムステルダム、RAI Parkhalでの開催。参加メンバーは…

Garbage, Blur, Urban Dance Squad, Alanis Morissette, Ben Harper & The Innocent Criminals, Luscious Jackson, NRA, Gangchenpa, Tibetan Institute of Performing Arts, Joe Strummer and The Mescaleros, Thom Yorke

オーストラリアはシドニーのSydney Show Grounds(オリンピック・パーク)。参加メンバーは…

Regurgitator, Spiderbait, The Mavis's, The Avalanches, Neil Finn, The Living End, Celibate Rifles, Not From There, Gerling, Jebediah, You Am I, Garpa, Blackalicious, Eskimo Joe, Trans Am

そして初めての日本開催。会場は今は亡き東京ベイNKホール。参加メンバーは…

Hi-STANDARD, Buffalo Daughter, BRAHMAN, Audio Active, スチャダラパー, Nawang Khechog, 忌野清志郎, 高木完

このへんになると見れる動画があまり無いので、各会場がどんな雰囲気だったのかわからない。キヨシローの参加は嬉しいな。Nawang Khechogって人はチベットの民族楽器の笛奏者。

2年後の2001年5月13日、チベタン・フリーダム・コンサート2001は再び日本。東京ベイNKホール。観客数約7千。参加メンバーは…

BRAHMAN, UA, Buffalo Daughter, Chaksam-pa, ブンブンサテライツ, Thee Michelle Gun Elephant

この小屋のキャパが6~7000ってとこだから、第1回めの約10万人以上にくらべるとスケールダウンの感は否めませんが、この催しがアジアで開催されることには大きな意義があると思います。演奏はしなかったもののアダム・ヤウク氏もわざわざ来日してスピーチしました。Chaksam-paはチベットの民族楽器によるバンド。

そしてまた2年後の2003年、日本では3回目となるチベタン・フリーダム・コンサート2003が2003年4月19日東京ベイNKホールでビースティ・ボーイズを招いて開催されました。参加メンバーは…

RIZE, MO'SOME TONEBENDER, Nawang Khechog, 忌野清志郎, Beastie Boys

翌日の4月20日には、ビースティ・ボーイズとナワン・ケチョさんが台湾へ飛び、香港、台湾のミュージシャンらとともに、このプロジェクトとしては現在のところ最後となっている、2日開催の回も数えて都合13回めとなる公演が2003 西藏自由音樂會というタイトルで、台北の松山菸廠(台湾総督府専売局松山煙草工場の跡地だそうな)で開催されました。参加メンバーは…

LMF(香港), Tizzy Bac(台湾), 陳昇(台湾), Nawang Khechog, Beastie Boys

ビースティ・ボーイズは台湾語では「野獸男孩」って書くのね。なんか凄く強そう(笑。野獸男孩見たさに台湾中の有名ミュージシャンが当日会場に集まったそうな。かの国がチベットと同じように併合を狙っている台湾で、このコンサートができたのは大拍手級に意味深いことですな。当日の模様はここ

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