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チャリティ盤@リレー・ヴォーカルの世界47 英国之拾伍 [リレー・ヴォーカル 英国]

パヴァロッティ氏のでご紹介した『War Child』と名づけられたチャリティ・プロジェクトの一環として、1995年、ボスニア紛争に巻き込まれた子供たちを救済するために企画/制作されたスーパースター集合のチャリティ・オムニバス・アルバム「HELP」から12月にシングル・カットされたこの曲。アビイ・ロード・スタジオで同年9月4日に録音されたそうな。

COME TOGETHER by THE SMOKIN' MOJO FILTERS

メンバーは、オアシス(Oasis)のNoel Gallagher と Paul Weller そして我らがPaul McCartney。この曲も厳密にはリレー・ヴォーカルじゃなくて、平メロはほとんどポール・ウェラー。ハモってんのはノエル?マッカートニー卿はサビで"Over Me!"って合いの手いれるくらいなんだけど、ま、ビートルズがらみはわたくし的に審査甘くしてますんで(笑。アルバム収録時はユニット名が「MOJO FILTERS」名義でしたが、シングル発売時に「THE SMOKIN' MOJO FILTERS」と改名しております。全英チャート最高位19位。

PVはYou Tubeのここ

動画では例によってマッカートニー卿が色んな楽器いじってますけど、パーソネルによるとギターとピアノ及びヴォーカルでの参加。バッキング・メンバーはポール・ウェラー閥で占められていて、ドラムはスタイル・カウンシルでも叩いてたSteve White、ギターにOcean Colour Sceneを経てウェラーのバックバンドに入ったSteve Cradock。バック・コーラスでウェラーのソロ作でも歌ってる女性シンガー、カーリー・アンダーソン(Carleen Anderson)。ちなみに、この人のお父さんは、あのソウル・ブラザーNo.1 ジェームス・ブラウンの大ヒット曲「Sex Macine」で「ゲロッパ!」のあと「ゲローナ」って返してる人=JBの片腕的存在だった男性シンガー、ボビー・バード(Bobby Byrd) です。今年9月12日に亡くなられたそうな。合掌。
 
5インチCDシングルにはこの曲の他に、The Beautiful South、Dodgy、Black Grapeによる楽曲を収録。どれもアルバム「HELP」には未収録。アルバムの方にはストーン・ローゼズ、レディオヘッド、スウェード、シンニード・オコナー、ブラーなど錚々たる面子がレア・テイクを提供しています。一曲めはオアシスの「Fade Away」で、あのジョニー・デップがギターで参加してたり。そんなアルバムのジャケは↓

この曲のレコーディングの時、ポール・ウェラーは緊張しないようかなりにかなり酔っ払った状態で、その日の記憶がボンヤリ状態。ノエルは、マッカートニー卿と会って「俺が今日交通事故で死んでも、世界一幸せな人間として死ねる」と発言したそうな。マッカートニー卿恐るべし(笑。


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