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C@R111 比律賓 A NEW AND BETTER WAY (1986) [リレー・ヴォーカル 亜細亜]

チャリティ盤@リレー・ヴォーカルの世界62 比律賓C@R 91 100話記念番外編でご紹介したフィリピンの1986年2月(オリジナル=タガログ語版リリースは同年4月)『エドゥサ革命記念』楽曲、Handog Ng Pilipino Sa Mundo の英語ヴァージョン盤が遂に入手できました。

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A NEW AND BETTER WAY (The People's Anthem) by Various Artists

これは本当、たぶんオーストラリアかフィリピンか英国行って中古レコ屋丹念に巡らない限り一生入手できないだろーな、と思ってたレコですた。ネットでは「フィリピンでの原語版リリース数ヵ月後に英語詞版がオーストラリアで、1年後の1987年2月には革命一周年記念盤として英国でリリースされた」という情報以外は皆無でしたから。たまたま覗いた海外のレコ屋サイトで、普段の習性で一応検索かけてみたらジャストミート! "ONE IN STOCK"と出た時はウレシかった~。はるばるオーストラリアから海を渡ってやってきた(それも4米ドルくらい。送料の方が高かった)上記画像の7インチ・アナログ・シングルはオーストラリア盤ニアミント。RIVA というレーベルでワーナー傘下のWEA系列。型番=RIVA-3。Side Aに英語詞ヴァージョン、Side Bにはオリジナルのタガログ語ヴァージョンが収録されています。盤のレーベル上の表記は、"A NEW & BETTER WAY (The People's Anthem) ENGLISH VERSION"。英詞作詞とプロデュースはオリジナル版と同じJim Parades氏。参加メンバーもタガログ語版と同じ模様で、さすがにフィリピンのシンガーさんたちはアジアでも英語の発音いいっす。レーベルに表記されてる名前がソロをとるシンガーたちだと思うのでそれを表記順で…

Edru Abraham, Apo Hiking Society, Gretchen Barretto, Lester Demetillo, Subas Herrero, Inang Laya, Kuh Ledesma, Leah Navarro, Joseph Olfindo, Noel Tridad, Ivy Violan

ジャケ裏には、この革命で重大な役割を果たしたカトリック教会のシン枢機卿の「(要約)よくがんばった」英文メッセージが書かれていて、レーベルには「このレコードの収益は(これまた重大な役割を果たしたカトリック系ラジオ放送局)「Radio Veritas Asia」の再興のために寄付される」と明記されています。

英語詞ヴァージョンの動画や音源はネット上発見できずなので、もう一度これ→http://uk.youtube.com/watch?v=ooGtSV7UafI

pilip01.jpgpilip02.jpg

英語詞ヴァージョンは、バッキングが新録音のようでアレンジ大筋おんなじですが、冒頭、口琴(たぶんフィリピンの民族楽器クビン=kubing)のビョン、ビョンって音が印象的に使われています。歌詞のサビ部分英語詞をわたくしのつたないヒヤリングで…

to all the world, we sing out and we say
that we have found a new and better way
so truth and justice and freedom heard again
a peaceful change must come from within me and them
so strangers can be brothers once again

4行目の最後は自信ないけど…。よかったら上の動画にあわせて歌ってみてください(笑。平ウタ部分でも "all togethers sounded like a voice from above" とかカトリック色濃いめ歌詞のよーです。あと、オリジナル聞いた時から思ってたんだけども、ハモやコーラスの入れ方にビージーズぽいとこがそこここに。わたくし的に大好きな曲なんで、いずれようつべに上記の動画で英詞ヴァージョンの音をのせたやつをうぷりたいとも思っております…いつになるやら(笑。

で、クビンという楽器がどんな音を出すかわからない方のためにこれを→http://www.youtube.com/watch?v=06EMzAqzd3s

ま、アナログなヴォコーダーみたいなもん(笑。グピンは竹製ですが、欧米行くと鉄製になって jaw harp (顎の琴ですな)とか呼ばれてます。これで思い出すのが、わたくしがご幼少(と言ってもチュウボウなりたて)の頃、映画館で見た「スヌーピーとチャーリー(A BOY NAMED CHALIE BROWN )」って映画で、例によって何をやってもダメなチャーリー・ブラウンくんがスペリング・コンテストに出ることになってしまい、スペリングの法則が覚えられなくてネガってる時にライナスくんと歌いだす "I Before E Except After C"って歌。この歌でスヌーピーが歌に合わせてビョンビョンやってました。この映画大好きで、当時、サントラLP買って、おまけに確か銀座の楽器屋さんでみつけた銀色の口琴(鉄製 jaw harp の方。映画では赤だったので、赤はないのか?と聞いた覚えあり(笑)まで買ってしまいました。でも実際歯ではさんでビョンビョンすると音が頭蓋骨に響きまくってガマンできず、2,3日で断念しました。歯や骨が弱い人は手出さない方がいいす。そんな思い出の動画がようつべにあった!→http://www.youtube.com/watch?v=Y_wOXkZ6OSw 1:24あたりからスヌーピーがビョンビョン始めます。

スペリングの法則ってなんじゃらほい?って人は、この方のブログが教えてくださります。→http://blog.asahipress.com/express_yourself/2008/03/i_before_e_exce_5a89.html

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