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チャリティ盤@リレー・ヴォーカルの世界43 英国之拾参 [リレー・ヴォーカル 英国]

つづいては、チャリティ盤@リレー・ヴォーカルの世界17.4でもご紹介した英国のチャリティ組織「コミック・リリーフ(Comic Relief)」から1995年3月リリースのチャリティ・シングル。

Love Can Build a Bridge by Cher, Chrissie Hynde, Neneh Cherry and Eric Clapton

参加ミュージシャンはもちろん上記の4人。クラプトンはリード・ギターを弾いてるだけで、ヴォーカルはリレー・ヴォーカル成立最低限の3名=シェール、クリッシー・ハインド、ネナ・チェリー。コミック・リリーフ恒例のコメディアンの参加は今回ないので、真面目なバラードに仕上がっています。全英チャート1位獲得。

PVはYou Tubeのここ

この5インチCD・シングルには、あとカラオケの他に、1989年リリースのコミック・リリーフ・チャリティ・シングル=バナナラマとLA NA NEE NOO NOO(バナナラマのものまねをするコメディエンヌ3人組)とのコラボによるビートルズのカヴァー曲「HELP!」と、1991年開催コミック・リリーフのライヴからコメディアンLenny Henry とトム・ジョーンズのコラボでバッド・カンパニーのヒット曲のカヴァー「Can't Get Enough of Your Love」が収録されています。

コミック・リリーフについての詳しい記述は英文Wikiのここ。1986年の発足からかなりの数のチャリティ・シングルをリリースしています。そのうちのほとんどの動画がYou Tubeにのってますので、今回はその中からいくつかご紹介しておきます。なお、赤い「鼻」をくっつけた人がちょくちょく画面に登場しますが、これはコミック・リリーフの象徴とも言える「お約束」ですので気にしないでください(笑。

"Living Doll"by Cliff Richard and the cast of The Young Ones
1986年。記念すべきコミック・リリーフ最初のチャリティ・シングル。この映像は、チャリティ盤@リレー・ヴォーカルの世界17.4でご紹介したライヴの時のもの。クリフ・リチャード往年のヒット曲を滅茶苦茶にしてます(笑。全英チャート1位獲得。

"Rockin' Around The Christmas Tree"by Mel & Kim
1987年。コメディアンMel Smith とシンガーのキム・ワイルド(Kim Wilde) で組んだユニットのクリスマス・ソング。全英チャート最高位3位。

"Help!" by Bananarama & La Na Nee Nee Noo Noo (French and Saunders with Kathy Burke)
1989年。この5インチCDにも入っているヴァージョン。バナナラマだとカレンが一番好きだな(笑。全英チャート最高位3位。

"The Stonk" by Hale and Pace
1991年。Hale and Paceは英国のコメディアン二人組。録画状態が悪いのが残念。完全な色モノソングですが、動画に出てくるミュージシャンたちが超豪華!ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、トミー・アイオミ、コージー・パウエル、デイヴ・ギルモア…コージーとミスター・ビーンのツイン・ドラムに(藁。全英チャート1位獲得。

"(I Want To Be) Elected" by Smear Campaign (Bruce Dickinson, Rowan Atkinson, Angus Deayton)
1992年。アイアン・メイデンのブルース・ディッキンソンとミスター・ビーンのコラボ(笑。全英チャート最高位9位。

"Absolutely Fabulous"by Pet Shop Boys with Jennifer Saunders and Joanna Lumley
1994年。ペット・ショップ・ボーイズと英国BBC放映の人気テレビ・シリーズとのコラボ。その番組を見ていないので、どこが面白いのかわかりまへん。全英チャート最高位6位。

"Mama"/"Who Do You Think You Are" by Spice Girls
1997年。スパイス4曲目の全英ナンバー1ソング。動画は「フー・ドゥ・ユー・シンク・ユー・アー」。コラボはしてませんが、映像ではSugar Lumps というスパイスのワナビーさんたちにしっかりいぢられてます(笑。ポッシュ役のコメディエンヌが怖い…。ちょっと長いけどこれもスパガ・ファンなら必見(笑。

"When The Going Gets Tough" by Boyzone
1999年。バックストリート・ボーイズとかスマップとか、よくあるパターンのイケ面5人組ヴォーカル・グループ、ボーイゾーンの全英チャート1位獲得曲。ビリー・オーシャン1984年のヒット曲のカヴァー。PVも普通。

"Uptown Girl"by Westlife
2001年。愛蘭出身、コーラス主体のグループ、ウエストライフによるビリー・ジョエル・カヴァー曲。全英チャート1位獲得。PVは普通。このグループの「マイ・ラヴ」って曲は好き。

"Spirit in the Sky" by Gareth Gates and the Kumars
2003年。ガレス・ゲイツは英国のアイドル系男性ポップ・シンガー。the Kumars ってのは正式には「The Kumars at No. 42」という英国BBCのテレビ・ショウでインド系英国人ファミリーが中心にお話がつづくそうな。見たことないんでよーわからんが(汗。全英チャート1位獲得。楽曲は、米国人歌手Norman Greenbaumの唯一のヒット曲にして、1969年、サイケ全盛時の大ヒット曲。1986年には英国のサイケ系バンド、ドクター&ザ・メディックスがカヴァーしてました。

"All About You"/"You've Got a Friend" by McFly
2005年。動画は、英国の新進ポップ系・バンド、マクフライによるキャロル・キング作、ジェームス・テイラーの大ヒット曲「君の友だち」のカヴァー。全英チャート1位獲得。

"Is This the Way to Amarillo?" by Tony Christie featuring Peter Kay
2005年。70年代から活躍している英国のベテラン・ポピュラー・シンガー、トニー・クリスティが2002年にヒットさせたニール・セダカ作曲「恋のアマリロ」を、PV中では、コメディアンのPeter Kay がエア・ヴォーカル&マイムでギャグ仕立てにしています。全英チャート1位獲得。

"Walk This Way" by Girls Aloud vs Sugababes
2007年。英国の新らしめのガールズ・グループ、ガールズ・アラウドとシュガーベイブスの共演。曲はエアロ・スミスというかRun-D.M.C.というか、の大ヒット曲のカヴァー。エアロの時は「お説教」っていう邦題が付いてたんだよね。全英チャート1位獲得。

"I'm Gonna Be (500 Miles)" by The Proclaimers & Brian Potter & Andy Pipkin
2007年。ザ・プロクレイマーズという1980年代中ごろから活躍しているスコットランド出身の兄弟デュオの1988年のヒット曲。ジョニー・デップ主演の「妹の恋人 (Benny & Joon)」という1993年公開映画の主題歌としても有名。全英チャート1位獲得。一度見たら忘れられないルックスのザ・プロクレイマーズはわたくしもファンで、輸入版のDVD取り寄せました。彼らだけのヴァージョンはここ

で、最後にコミック・リリーフのダイジェスト動画 Comic Relief Mixをどうぞ。バナナラマの日本盤7インチの画像も置いときます。


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