SSブログ

チャリティ盤@リレー・ヴォーカルの世界36 多国籍之六 [リレー・ヴォーカル 多国籍&実演他]

1990年から始まった旧ユーゴスラヴィアに於けるクロアチアの分離独立紛争。ユーゴスラヴィアは解体され、92年にはボスニア・ヘルツェゴビナが独立を宣言、セルビア人、クロアチア人、ボシュニャク人(ムスリム人)の対立が激化。いわゆる「クロアチア紛争」「ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争」は95年までつづきます。

クロアチア系のアメリカ人ミュージシャン、Nenad Bach氏の呼びかけにより、クロアチア、ボスニア、ヘルツェゴビナの紛争犠牲者に対する援助のためのプロジェクト楽曲として1992年にリリースされたのがこれ。

CAN WE GO HIGHER? A Song For The VIctims Of War by Nenad Bach

Nenad Bach という人を全く知らないのでネット検索したら オフィシャル・ページがありました。かなり音楽界に顔が広い人みたいでそこそこご活躍のご様子。やたら有名ミュージシャンとの競演キャリアを強調してる点が、そこはかとなく胡散臭い感じも無きにしも非ずですが…(笑。

参加メンバーは…

VOCALS
Martin Sheen, Michael York, Rick Danko, Peter Holsapple, Michael Penn, John Malkovich, Indigo Girls, Richie Havens, Ellen Burstyn, Nenad Bach

MUSICIANS
Graham Maby (Bass), Gary Burke (Drums), Mick Hanson (E-Guitar), Garth Hudson (Accordion), Johnny Farina (Steel Guitar), Jimmy Weider (A-Guitar), Patrick Warren( Chamberlain), Michael Penn (A-Guitar), Nenad Bach (Keyboards, Harmonica)

Backup Vocals
Denise Du Main, Bervelry Hargrove, Sherly McCallum, Peter Holsapple, Richie Havens, Nenad Bach

俳優のマーティン・シーン、マイケル・ヨーク、ジョン・マルコヴィッチ、エレン・バースティン(「ハリーとトント」っていう映画大好きです)といった面々が朗読する、1800年代の伝説のネイティブ・アメリカン、チーフ・シアトルの遺した言葉やジョン・レノンの「イマジン」の歌詞等それ系の「ピース・メッセージ」を楽曲の前後に置き、Nenad Bach氏を中心に、ザ・バンドのリック・ダンコ、 R.E.M.のサポート・メンバーだったこともあるピーター・ホルスアップル、グラミー賞ノミネート常連の女性デュオ=インディゴ・ガールズ、1969年ウッドストックの幕開けアーティスト=リッチー・ヘブンスらのリレーによって歌われています。

PVはYou Tubeのここ。この動画は、Nenad Bach氏本人が制作した47分にも及ぶプレス用プロモーションビデオの一部で、You Tubeに本人がアップしたもの。3:43くらいからこの楽曲のPVが始まります。リック・ダンコとガース・ハドソンの2ショットがいいすね。

5インチCDには、6:23秒のヴァージョンと "Almost There"という Nenad Bach氏のソロ曲、そして3:59の Radio Edit が収録されています。

今までの中で一番地味なプロジェクトかな?日本ではまったく話題になってないと思ふ。当時たまたま見かけて買っといたんですが、このシリーズを書いていなかったら、自分でも持っていることさえ忘れていた一枚です(笑。


nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。