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チャリティ盤@リレー・ヴォーカルの世界24 多国籍之伍 [リレー・ヴォーカル 多国籍&実演他]

つづけてもう一枚、1989年11月リリースの環境保護チャリティ7インチ盤です。

Yes We Can by Artists United For Nature

現物未入手のため、画像は拾い物の7インチ表側。ちょうど同時期にベルリンの壁が崩壊し、東西統一へ向かうことになるドイツのスタッフが主導したプロジェクトのようで、ドイツのVirginから、
7インチ(Yes We Can (3:57) c/w Yes We Can (Nature Sound) (3:50) )
12インチ (A1. Yes We Can (Extended Version) (5:25) /A2. Yes We Can (Instrumental) (3:57) /B1. Yes We Can (Single Version) (3:57) /B2.Nature Sounds (3:50) のアナログと、5インチのシングルCD (収録曲は12インチと同じ)がリリースされています。

シングル・ヴァージョンは、後の1992年に英米でリリースされた熱帯雨林保護チャリティ・オムニバスCD 「EARTHRISE-THE RAINFOREST ALUBUM」で聞くことができます。

曲を書いたのは、ドイツのミュージシャンで1986年の大ヒット映画「トップ・ガン」の音楽プロデューサーとして有名な Harold Faltermeyer氏 (参考までに"Top Gun Anthem")と70年代中期に「Manfred Mann's Earth Band」、その後もソロとして活躍していたChris Thompson氏。

参加ミュージシャンは…

Ian Anderson, Joe Cocker, Carol Decker, Harold Faltermeyer, Herbie Hancock, Tommy Johnson, Chaka Khan, Stevie Lange, Sandra, Brian May, Michael McDonald, Richard Page, Maggie Reilly, Jennifer Rush, Chris Thompson, Stefan Zauner

渋い…つーか不思議な面子ですねえ。ジェスロ・タルのイアン・アンダーソンがいると思うとドゥービーのマイケル・マクドナルド。ハービー・ハンコックにブライアン・メイ。で、ジョー・コッカーとチャカ・カーン…サンドラって人はドイツの国民的女性シンガーだそうで、 Stefan Zaunerて人もドイツのバンドのシンガー。

で楽曲はYou Tubeのここ。ま、定石通りの出来です。

1989年、「熱帯雨林」と言われると真っ先に思い出されたスティングが当時、前回と今回ご紹介したチャリティ・レコーディング・プロジェクトのどちらにも参加してないのが今考えると不思議。で、調べてみるとこの年初頭からスティングは、熱帯雨林ネイティヴのカヤポ族、リーダー・ラオーニ氏らとともに「SAVE THE RAINFOREST ワールドツアー」 で世界15カ国を巡るツアーをしてて、半年間で100万ドル以上の寄付金を集めたらしいす。寄付金のファンド先のレインフォレスト・インターナショナルもスティング中心で設立した財団でした。それどこじゃないほどのめりこんでいたご様子。それはそれでいいことですよね。きっと。

直接関係ないんすが、1989年後半、久しぶりにワールドツアーを始めた我らがポール・マッカートニー氏も、翌90年3月、ソロとしての初来日公演の際、折に触れこうおっしゃっております。「チキュウヲマモロウ!」


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